ローマ字で単語や文を書こう

2015年1月3日

前回、ローマ字で50音表を作る家庭学習ノートをご紹介しました。

だいたい覚えたかな?という頃から、単語や文を書く練習に進みましょう。

  1. ローマ字で、単語を書く
  2. ローマ字で文を書く

今回はこのような家庭学習ノートを作ってみましょう。

2020年度からの学習指導要領によると、ローマ字は3~4年生の国語の時間に習います。国語以外にもいろいろな教科で、パソコンのキーボード入力をする際にもローマ字を使うことを教わります。また、高学年では英語の授業の中でローマ字の書き方を確認します。ローマ字と英語のつづりを比較したりもします。

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家庭学習ノートでローマ字の練習

まず、どんな内容のノートを作るか決め、タイトルや罫線を引いて、ノートを書く準備をします。

ローマ字で練習したい単語や文を、ひらがなで書いていきます。
家庭学習ノート作りに慣れない場合で、お子さんが自分で書くのが難しければ、親がここまで書いてあげてもいいと思います。

最初のいくつかの単語と、文を1つぐらい書いてあげて、あとは自分で考えて書かせるようにしてもいいですね。そして、次に同じようなノートを作る時は、自分で最初から書かせるようにしましょう。

3年国語基本ノート004

お子さんがノートを書いたら、間違いがないか見て、花丸やコメントを書きます。

3年国語基本ノート004丸

覚えにくいところを重点的に

  • 「っ、ゃ、ゅ、ょ」がつく言葉
  • 伸ばす音がある言葉
  • 「n」の後に「’」をつける言葉

こういった言葉は、まちがえやすいのでくり返し学習しておきましょう。

「n」の後に「’」をつける言葉とは

「n」の後に母音(a,i,u,e,o)または「y」が来るときは、nの後に「’」(アポストロフィー)をつけます。

例1)
「たんい」をローマ字で「tani」と書くと「たに」と読めてしまいます。これを避けるために「tan’i」と書き「たんい」と読むことになっています。

例2)
「きんようび」をローマ字で「kinyoubi」と書くと「きにょうび」と読めてしまいます。これを避けるために「kin’youbi」と書いて「きんようび」と読むことになっています。

学校では、短時間しかローマ字の授業をしませんが、できればしっかり覚えておきたいものです。

日常生活の中でもローマ字があったら意識して読むようにしたり、日本語をローマ字で書いてみたりと、使いながら身につけていきましょう。

小学校で習うローマ字についてまとめたこちらの記事も、よろしければお読みください。

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