熟語を作って漢字を覚えよう

2015年6月11日

熟語をたくさん書く自主学習

漢字を覚えるの1つの方法として、熟語作りの自主学習ノートを紹介します。同じ漢字を何回も書くよりおもしろくて、よく覚えられる、おすすめの漢字練習方法です。

  1. 漢字の熟語を考えてたくさん書こう

ここでは4年生の自主学習ノート例として紹介しますが、もちろん、他の学年の方にもおすすめの自主学習です。

※2019年8月9日追記

この記事は2015年6月に作成しました。2020年度からの新指導要領では、「得」という漢字は5年生で習う漢字に変更になる他、漢字を習う学年が変更になりますのでお気をつけください。

変更点は下記の記事にまとめています。

低学年の方は、1つの漢字につき、3つか4つぐらい、熟語や、その漢字を使った言葉を書くことができればいいと思います。習った漢字の多い高学年の方は、三字熟語、四字熟語も含め、色々な熟語を考えて書いてみて下さい。

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熟語作りの自主学習ノート

習った漢字の中から、たくさん熟語を作れそうな漢字があるかどうか、探してみましょう。同じ読みで、間違えやすい漢字を取り上げるのも、とてもいいと思います。今日は、とくに間違えやすい「特」と「得」の熟語作りをしてみることにします。

熟語づくりb

今回は、1つの漢字につき、10個以上の熟語を考えて書きましたが、5つぐらいにして、漢字の数を増やしてもいいと思います。

まずは自分で思いつくことができる漢字を書き、その後、漢字辞典を引いて調べた熟語も書くといいでしょう。

熟語づくりa

熟語の読み方を補足しておきます。

  • 節目(ふしめ)
  • 会得(えとく)
  • 得手(えて)
  • 自業自得(じごうじとく)
  • 心得(こころえ)

熟語作りで漢字を覚えよう

書き取りテストで漢字を思い出せない時、こんな風に考えてみると、ふと思い出せる時があります。

  • 別の読み方は何だったかな?
  • どんな熟語があったかな?

例えば「追加」を「加える」という言葉に変えられることに気づけば、「加える」と漢字が浮かんでくることがあります。

また「加工」「加入」という熟語をイメージすることによって、「加」の字を思い出せることもあります。

漢字一文字を何回も書いたり、同じ熟語を何度も書いたりするのは、宿題としてやっている方が多いのではないでしょうか。自主学習では、こんなふうに工夫して色々書いてみる方が、おもしろいですし、よく覚えられると思います。いろんな熟語を書くことによって、ついでに今までに習った漢字の復習をすることもできます。

自主学習の定番メニューとして、どの学年の方にも、おすすめです。

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