絵が漢字に変わる【象形文字】4年生で習う漢字編

2022年4月20日

4年生象形文字

絵が漢字に変化する様子をイラストに表しました。

象形文字を中心に、小学校4年生で習う漢字の中から11字を取り上げています。

成り立ちを知ることで、漢字を覚える助けになればうれしいです。

動画で解説したものと同じ内容を、Webページでもご覧いただけるようようにまとめたページです。また、漢字のもとになった絵は、複数の漢字辞典を参考に私の想像をまじえて描いたものです。

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 動画もあります!

絵が漢字に変わる様子をクイズ形式で学んでいただける動画を作りました。1年生編から5~6年生編まで投稿済みです。ぜひご覧ください!

再生リスト「漢字の成り立ち」/家庭学習レシピチャンネル

音読みi
訓読みころも koromo
衣の漢字の由来

着物のえりの部分をえがいて作った字。

音読みka
訓読みは(たす) は(てる) は(て) ha(tasu) ha(teru) ha(te)
果の漢字の由来

木に丸い実がなっている様子をえがいて作った字。

果物(くだもの kudamono)という特別な読み方がある。くだもの=fruit

音読みケツ  ketsu
訓読みか(ける) か(く) ka(keru) ka(ku)
欠の漢字の由来

人があくびをしているすがた→のちに「かける」という意味に使うようになった。

音読みジ ニ ji ni
訓読みこ ご ko go
児の漢字の由来

まだ頭の骨がとじていない小さな子どものすがた。

音読みシン ジン shin jin
訓読み
臣の漢字の由来

大きく目を開いて見はっているようす→のちに「けらい」という意味に使うようになった。

音読みチョウ chou
訓読みきざ(す) きざ(し) kiza(su) kiza(shi)
兆の漢字の成り立ち

むかし、亀のこうらをやいて占いをしていた。こうらのひびわれの形をえがいて「きざし」という意味を表す字を作った。

音読みhi
訓読みと(ぶ) と(ばす) tobu tobasu
飛の漢字の成り立ち

鳥がとぶようすをえがいて作った字。

音読みmi
訓読みひつじ hitsuji
未の漢字の成り立ち

まだ伸びきっていない小さな木をえがいて作った字。

音読みミン min
訓読みたみ  tami
民の漢字の成り立ち

どれいの目をはりで突きさして見えなくさせた様子。「支配される人々」という意味を表し、のちに「たみ」という意味に用いるようになった。

音読みロウ rou
訓読みお(いる) ふ(ける) oiru hukeru
老の漢字の成り立ち

つえをついた老人のすがたをえがいて作った字。