漢字辞典を買いました-小学生におすすめの辞書
小学4年生の子供用に、漢字辞典を買いました。
2020年5月6日追記
この記事は2015年2月に書いて投稿しました。当時購入したチャレンジ小学漢字辞典(このページの写真に写っている白い漢字辞典)は旧版となりました。
現在、小学生におすすめの辞書についてはこちらにまとめています。
学校のすすめで購入した国語辞典
去年、小学校3年生の時には、国語辞典を学校の授業で使うということで、学校の斡旋で『小学館の例解学習国語辞典』を購入しました。
(下記のリンクは、当時私が購入した版ではなく、2020年春時点での最新版『小学館の例解学習国語辞典第十一版オールカラー版』です)
4年生では、今度は漢字辞典の引き方を授業で習うようです。たぶんまた学校から、辞書の購入をすすめられると思うのですが、今回は、先に買ってしまいました。
授業で使うということで、学校で勧められるみんなと同じものを買った方がいいのかなと思い、3年生の国語辞典の時はそうしたのですが、辞書の引き方にそう違いはないですし、学校の斡旋以外の辞書を持って来ているクラスメイトも多かったようなので、今年は自分で好みのものを選ぶことにしたのです。
小学校で使う辞書について
辞書の引き方を、学校で、国語の授業で習います。
学校で採用している教科書によって違うかもしれないのですが、息子の学校では、東京書籍の国語の教科書を使っており、次のような指導計画になっています。
- 3年生で、国語辞典の引き方を習う。
- 4年生で、漢字辞典の引き方を習う。
もちろん、辞書は授業で習う時だけ使うものではなく、普段の生活や勉強の中でずっと活用していくものです。
なので、学校で買うように言われる前から、家に子供が使いやすい辞書を用意しておくのはとてもいいと思いますし、習い終えた後も、あとはきれいに本棚に並べておくのではなく、毎日手元に置いて使っていきたいですね。
家に用意しておきたい辞書の種類
学校の授業で使う国語辞典や漢字辞典以外にも、宿題や家庭学習で使える、家に用意しておきたい辞書にはこのようなものがあります。
学年別の漢字の字典
小学校1年生の時に、小学漢字の字典を買いました。(上の写真で右側に写っているものです)
1年生から6年生までに習う漢字が、学年別に、大きな文字で書かれ、書き順や意味、熟語などを紹介する内容の字典です。総画索引、部首索引などでも引くことができます。
例文や熟語も、説明も、基本的にその学年までに習う漢字を使って書かれています。
目で見て、読んでおもしろい内容のもので、実際子供はこれをおもしろそうに「読んで」いました。子供が漢字に興味や親しみを持つのに、とても役にたったと思います。
ソフトカバーで、厚みも、常用漢字も含まれた漢字辞典の半分程度。小さい手に持って読みやすいのもよかったのかもしれません。
いま購入できる漢字学習用の辞典としては「小学生のための漢字をおぼえる辞典」がおすすめです。上の写真では左側に写っています。
(下記のリンクは2018年3月に出た第五版で、うちで買ったものとは表紙のデザイン等が少し変わっています。2020年度からの指導要領に対応している版です)
- 学年別に漢字が掲載されている
- 学年に合わせた見やすいレイアウト(1年生の漢字は、1ページに1文字。大きな字)
- 総画索引、部首索引などでも引くことができる
- イラスト入りでおもしろいコラムが多く、読んで楽しめる
こちらの方が少しページ数が多く、内容もくわしいです。ひとつひとつの漢字に、五味太郎さんの絵がついています。この辞典で学習をすると、お子さんは、絵と漢字をセットにして記憶するかもしれませんね。目で見て楽しいだけでなく、記憶し、思い出す際の助けになるんじゃないでしょうか。
今から購入するなら、こちらの辞典がおすすめです。
4年生で漢字辞典の使い方を習う際には、部首の画数順に掲載されている、本格的な漢字辞典を使います。
ふだん小学校の家庭学習で使いやすいのは、上記のようなタイプの辞典だと思います。
ことわざや四字熟語の辞典
「ことわざ・四字熟語新辞典」一冊あれば、自主学習のネタには困らないかも。
ことわざ、慣用句、四字熟語、故事成語がこの一冊にまとまっています。ことわざだけ、四字熟語だけという本や辞書も多いのですが、一冊にまとまっているところがありがたいですね。
これも、調べるだけではなく読んで楽しむことができる辞典です。マンガでことわざや故事成語の大意をつかむことができます。
学校の授業で使う辞書
学校で、使い方を習う授業があるため、できれば用意しておきたい辞書は、以下の2つです。
- 国語辞典
- 漢字辞典
ただし、どうしても新品を購入しなければならないものではなく、
- 家に一冊用意し、兄弟で使う
- リサイクルショップで中古品を安く買う
といった方法もあります。また、学校の先生が授業用に何冊か用意してくれる場合もあります。辞書を学校へ持って行かないお子さんは、それを借りて授業を受けることができるので、担任の先生に確認してみると良いでしょう。
でもやはり、辞書は授業でだけ使うものではなく、普段から手元において毎日使っていきたいものです。できれば兄弟と兼用であったり、借りてその時だけ使ったりするのではなく、自分専用の辞書を持っていた方がいいと思います。
自分専用の辞書であれば、付箋を貼ったり、線を引いたり、書きこみをしたりして、自分なりの使い込み方ができますね。
チャレンジ小学漢字辞典について
さて、今回購入した漢字辞典。学校で使うことも考え、お店で実物を見て、よくチェックして選びました。
小学生向けの辞書もたくさん出ていますね。値段も内容も、そう大差はないように思えますが、この辞書を選ぶ際に、次のようなことを確認しました。
- 小学校で習う漢字の他、常用漢字も収録されている。
- 総画索引、部首索引、音訓索引で引きやすい。
- 小学校で習う漢字については、書き順も示されている。
- 学年別漢字索引もあり、何年生で習う漢字かがわかるようになっている。
- 低学年で習う漢字からすべてふりがなが振ってある。
- 「漢字たんけん隊」「〇のつくなかまの字」など自主学習に役立ちそうなコラムがたくさんある。
小学生が漢字辞典の使い方を学び、学習の際に使っていくのに良い内容の辞書だと思いました。
購入したのは「コンパクト版」です。学校に持って行くこと、机やロッカーに入れることを考え、コンパクト版にしました。
持ち運びを考えず、家に置いて使うなら、大きめの「通常版」がA5サイズで文字も大きく見やすいと思います。値段もそんなに変わりません。(通常版は、色は水色だけのようです)
限定カラーホワイト
今回辞書選びをしていて気がついたのですが、小学生向けの辞書類は、色がきれいなものが多いんですね。
ピンク、イエロー、ライトブルー、パープル…
お店で選ぶ際には、箱から出して色を確認してみてください。お子さんの好きな色のものを選べば、毎日の学習で辞書を引くのがきっと楽しくなるはずです。
うちはホワイトを選びました。シールがついていて、自分でデコることもできますが、白のままが素敵かなぁと。
カラフルなふせんをいっぱい貼っても、辞書が白だとあまりゴチャつかないんじゃないかと思います。といっても、使うのは息子なので、そんなにきれいに使ってくれるはずないか…
白い辞書が真っ黒になるくらい、勉強してくれたらいいですね^^;
(2020年春時点では『チャレンジ漢字辞典カラー版第二版』が最新版となっています)
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