ローマ字で単語や文を書こう
前回、ローマ字で50音表を作る家庭学習ノートをご紹介しました。
だいたい覚えたかな?という頃から、単語や文を書く練習に進みましょう。
- ローマ字で、単語を書く
- ローマ字で文を書く
今回はこのような家庭学習ノートを作ってみましょう。
家庭学習ノートでローマ字の練習
まず、どんな内容のノートを作るか決め、タイトルや罫線を引いて、ノートを書く準備をします。
ローマ字で練習したい単語や文を、ひらがなで書いていきます。
家庭学習ノート作りに慣れない場合で、お子さんが自分で書くのが難しければ、親がここまで書いてあげてもいいと思います。
最初のいくつかの単語と、文を1つぐらい書いてあげて、あとは自分で考えて書かせるようにしてもいいですね。そして、次に同じようなノートを作る時は、自分で最初から書かせるようにしましょう。
お子さんがノートを書いたら、間違いがないか見て、花丸やコメントを書きます。
覚えにくいところを重点的に
- 「っ、ゃ、ゅ、ょ」がつく言葉
- 伸ばす音がある言葉
- 「n」の後に「’」をつける言葉
こういった言葉は、まちがえやすいのでくり返し学習しておきましょう。
「n」の後に「’」をつける言葉とは
「n」の後に母音(a,i,u,e,o)または「y」が来るときは、nの後に「’」(アポストロフィー)をつけます。
例1)
「たんい」をローマ字で「tani」と書くと「たに」と読めてしまいます。これを避けるために「tan’i」と書き「たんい」と読むことになっています。
例2)
「きんようび」をローマ字で「kinyoubi」と書くと「きにょうび」と読めてしまいます。これを避けるために「kin’youbi」と書いて「きんようび」と読むことになっています。
学校では、短時間しかローマ字の授業をしませんが、できればしっかり覚えておきたいものです。
日常生活の中でもローマ字があったら意識して読むようにしたり、日本語をローマ字で書いてみたりと、使いながら身につけていきましょう。
小学校で習うローマ字についてまとめたこちらの記事も、よろしければお読みください。