長さの単位・長さを測る家庭学習
ものの長さを測る単位の家庭学習をしてみましょう。
身近なものの長さをものさしで測り、単位をつけて表します。
- mm(ミリメートル)
- cm(センチメートル)
- m(メートル)
この3つの長さの単位について、実際に測ったり、計算したりできるようになることを目指しましょう。
単位の計算というのは、
- cmをmmやmになおす
- mmをcmやmになおす
- mをcmやmmになおす
このように単位を変えて表すことができるよう、練習します。
2年生の前半で、まだ「m(メートル)」という単位について習っていない場合は、「cm(センチメートル)」と「mm(ミリメートル)」だけの問題で家庭学習ノートづくりをしてみてください。
長さの単位の家庭学習をしよう
身近なものの長さを測ったり、いろいろな単位で表したりする家庭学習ノートの作り方の手順を説明します。
- 長さの単位の学習
- 身の回りのものの長さを測る
この2つを組み合わせたノートの例です。
長さの単位についての自主学習
教科書や、基本的な問題が載っている問題集を使います。
教科書ならば、例題や練習問題、まとめの問題などから問題を選び、書き写してもいいですし、数字を少し変えて自分で問題を作ってもいいですね。
長さを測る課題を数多く1ページぶんやったり、長さの単位の換算の問題を1ページ分やったりしてもいいと思います。
できれば、自分で問題を書くところからやらせたいですが、自主学習ノート作りの宿題が始まったばかりで、難しい場合は、問題を書くところまで、親が手伝ってあげてもいいと思います。その場合も、半分だけ書いてあげて、残りは問題から自分で書かせるなど、徐々に一人で全部できるように練習させていきましょう。
また、「自分で問題を考える」ことができれば、とてもいい勉強になりますので、さらに理解を深めたい時に挑戦してみて下さい。
問題を解いたら、丸つけをして、コメントを書いてあげましょう。
単位の学習はていねいに
単位の学習として、小学校では、長さの単位(mm、cm、m、km)の他に、時間(分、時、日)、水のかさ(mL、dL、L)を習います。
覚えたつもりでも、時間がたつとあやふやになって、苦手と感じてしまうようになるお子さんも多いところです。
習った直後だけではなく、時間をあけて何度でも、基本的な問題を繰り返し解いて確認したいですね。
小学校の教科書を見てみよう
令和2年発行の算数の教科書によると、2年生の前半に「cm(センチメートル)」「mm(ミリメートル)」の単位を学習します。30㎝など短いものさしを使って身近なものの長さを測ります。
「m(メートル)」については2年生の後半に習うことになっています。この時は先生が持っている「1mものさし」で長さを測ったり、テープでものさしを作る学習をしたりするようです。
さらにその後3年生になると「まきじゃく」を使って長いものの長さを測る学習をします。また「km(キロメートル)」という長さの単位も学びます。