慣用句を調べ文章を作ろう
自主学習ノートの作り方の一例として、ここでは、慣用句(かんようく)に関する家庭学習を紹介します。
教科書によって違いますが、学校では3年生または4年生で慣用句について学びます。慣用句の意味を調べたり、慣用句を使った文を考えて書いたりします。
体の一部を使う慣用句、動物が出てくる慣用句など、仲間の慣用句を集めたりする学習をするクラスもあるかもしれません。
また、国語辞典の引き方にも慣れておきたいものです。
家庭学習のネタに困った時は辞書引き!というぐらい、便利で応用の効く学習です。ぜひ家庭学習に辞書を活用しましょう。
自主学習ノートの説明
小学生の慣用句の学習は、日常生活でもよく使われるような慣用句に親しむことから始めます。
まず、教科書に載っている慣用句の意味と使い方は全部覚えたいところです。
その他に、もっと慣用句を覚えたいというお子さんには、慣用句の参考書や問題集がたくさん出ていますので、選んで購入されるのもいいと思います。
まんがで慣用句の意味をつかむことができる慣用句辞書もおすすめです。
慣用句の自主学習ノート
自主学習ノートで学習する慣用句を選びましょう。
- 教科書に載っている慣用句を書き、国語辞典で意味を調べる
- 慣用句辞書や意味も載っている参考書から慣用句を選んで書き、意味を書き写す
このように進めます。
ノートのスペースがあまった時は、慣用句の内容にあった簡単な絵を描くのもいいですね。
慣用句の「慣」と「句」は、3年生ではまだ書き方を習わない漢字です。辞書等を見ながら「慣用句」と漢字で書くか、「かん用く」または「かんようく」と、ひらがなで書いても、どちらでもいいと思います。
文章を思いつけない、という場合は、辞書に載っている用例を写してもいいですし、例えば…とヒントをあげて考えさせるのもいいですね。
なるべく自分で考えて欲しいので、3つの慣用句のうち、ヒントをあげるのは1つだけと決めて、残りは自力でがんばらせるようにするなど、できるだけ自分で文章を考える練習をしていきましょう。
このように、花丸や、コメントを書いてあげましょう。
慣用句や語句の学習に
語句の学習は、教科書だけきっちりやっていればいい、というものでもないのが、ちょっと大変なところです。
日頃から、読書や会話で、様々な言葉に興味を持って触れる経験が多い子供と、そうではない子供とでは、語彙力にどんどん差がついてきます。
このような教材を、少しずつ進めていくのもおすすめです。
一朝一夕には身につかないものですので、語彙の学習は、易しいものからでいいので、早くから少しずつ。というのがいいですね。