まほうじんを作ろう
算数の教科書に、おもしろ問題として、魔方陣(まほうじん)作りの問題がのっていました。
(これは数字のパズルの魔方陣で、召喚魔法に使う魔法陣とはちがうので注意してくださいね。よく見ると漢字もちがいますね)
3×3の9マスの四角形を描きます。縦、横、斜めの3マスの数字を足すと、どれも同じ数になるように、1マスに1つずつ数字を入れたものを、魔方陣といいます。
くりあがりのある足し算を習ったら、1年生からできると思います。また、ここでは3×3の9マスで魔方陣を作りましたが、4×4の16マス。5×5の25マスなど、マスの数が増えるとぐっと難しくなります。高学年の方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
まほうじんの自主学習ノート
3×3マスに、1から9の数を1つずつ入れる問題をやってみましょう。
縦、横、斜めの3つの数を足した数がいくつになるかが最初から分かっている問題から、少し難しい問題までやってみましょう。4つ目の問題は、1つも数字が入っていない状態から魔方陣を作ってみることにします。
何度も数字を書いては消して考えるために、メモ用紙などに書いて考えてから、答えがわかったらノートに書き写すようにするといいと思います。
ここでは、1から9までの数を1つずつ入れる問題をやりましたが、他の数でも魔方陣を作ることができます。
数字のならび方に決まりを見つけたら、他の数でもその決まりが当てはまるか試してみましょう。
例えば、「真ん中の数字は必ず5になるみたいだな」と思ったら、5以外の数をまん中に入れて、魔方陣が作れるか、作れないかを試してみるといいでしょう。
5をはさんだ2つの数には、何か決まりがないかどうかも、考えてみましょう。
また、魔方陣を作る問題を、自分で考えて作ってみるのも、いい勉強になると思います。家族で問題を作って出し合ったら楽しいのではないでしょうか。
こんにちは、ユメオ先生です。
家庭学習、がんばってますね。
白紙から魔方陣を作っていくのは案外難しいですね。
お子さんが何度も何度も数字を書いたり消したりする姿が目に浮かびます。
親御さんは、1列の和が15になることや真ん中が5だということはなるべく言わないでがまんしてくださいね。
試行錯誤を繰り返し、法則を自分で発見してそれにより新たな問題が解けるようになるという経験は算数の一番楽しいポイントですから。
がまん、がまん…。
では、また。