かん電池のつなぎ方と電流の強さ
学校の理科の授業で、かん電池のつなぎ方によって電流の強さがどう変わるのか、モーターが回る速さや、豆電球の明るさを比べて調べる学習をします。記号を使って回路図をかくと、かん電池のつなぎ方などを見やすく整理できることも習うようです。
- 回路図の記号の意味を確認する
- 直列つなぎと並列つなぎの回路図をかき、豆電球の明るさと電流の強さを比べる
今日は自分で直列つなぎと並列つなぎの回路図をかいて、二種類のつなぎ方の違いを表に整理する自主学習をやってみましょう。
直列つなぎと並列つなぎの確認
回路図の記号のうち、教科書にも載っている基本的なものの意味を確認し、簡単な回路図をかけるよう練習しましょう。回路図の記号の意味を、後で書きこみます。
そして、かん電池2個を2種類のつなぎ方でつないだ回路図をかき、豆電球の明るさと、電流の強さを比べる表を作ってみましょう。
つなぎ方の名前と、かん電池1個の時と比べて、豆電球が明るくなるか、暗くなるか、それとも変わらないかを書いていきます。また、その時電流は強くなるか、弱くなるか、変わらないかも考えて書きましょう。
このようにノートを仕上げてみました。
直列つなぎは、つなぐかん電池の数が増えると、電流が強くなります。
並列つなぎは、つなぐかん電池の数が増えても、電流の強さは変わりません。
また、次のようなことも大切ですので、確認しておきましょう。
- 電気はかん電池の+極から-極に向かって流れる。
- 直列つなぎで、かん電池は+極と-極をつなぐ。
- 並列つなぎでは、電流の強さは変わらず、かん電池が長持ちする。
夏休みに、いろいろなつなぎ方で実験をして、自主学習ノートの結果をまとめたり、自由研究としてレポートを書くのもおもしろそうですね。