月の形の変化と動き
月は毎日見え方が変わります。どんな形に変化するのかを、自主学習ノートにかき表してみましょう。また、月は地上から見た時にどのように動いて見えるのかということも、確認しましょう。
- 月の形の変化を絵に描く
- 月の動きを絵に描く
月については、高学年でもさらに詳しく習いますが、ここでは、4年生の自主学習ノートの例をご紹介します。
月の動きについての自主学習ノート
月の形がどのように変化するかを、絵にかいてみましょう。
また、ノートの下半分には、月がのぼってからしずむまでを、簡単な図にかき表したいと思います。
満月が、しだいに欠けていき、細い三日月になり、やがて見えなくなる時があります。そしてまた満月に戻るまでの一周期を、絵に描きましょう。
このように色も塗って自主学習ノートを仕上げてみました。
このノートには書いていませんが、月の形は、約一か月で一めぐりして、もとの形に戻るということも、覚えておきたいポイントです。
ちなみに、この月の周期をもとにして作られたカレンダーが太陰暦です。日本でも昔太陰暦が使われていました。
月を観察してみよう
月を毎日観察して、形などを記録してみましょう。
記録ノートの作り方を学校で習うかもしれませんが、時間、場所、見える位置などくわしく記録するのは、毎日では大変と思うような場合、最初は、日にちと月の形だけをスケッチすることにしてもいいと思います。
月の形が変化して、最初と同じ形に戻るまでの一周期を記録することができたら、すごい達成感があるでしょう。
月を見ることに慣れてきたら、時間や方角、見える場所、一晩での月の動きなど、興味がわいたことを追加して、観測を続けていくといいのではないでしょうか。