食育の自主学習ノート-朝食のこんだてを考えよう

2018年6月6日

朝食のこんだてを考える自主学習

「食育」をテーマに、家庭科の自主学習ノートを作ってみました。

小学校の家庭科では、ソーイングや整理整頓のしかたを学ぶ他、料理やこんだて、栄養についても学習します。

調理実習も何回か行われる学校が多いと思います。楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。

今日は家庭科の教科書も参考にしながら、理想の朝ごはんのこんだてを考えてみましょう。

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朝ごはんのこんだて作りの自主学習

朝ごはんのこんだてを考えて、絵を描くことにします。

さらに、料理名と食材を書き、それが3つの食品グループのどれに当てはまるかを調べて書いてみましょう。

3つの食品グループ(三色食品群)については、家庭科の教科書を見てみてください。

3つの食品グループ(三色食品群)

  1. 体をつくるもとになる食品:肉、魚、たまご、牛乳、乳製品、豆など
  2. エネルギーのもとになる食品:米、パン、めん類、いも類、油、砂糖など
  3. 体の調子をととのえるもとになる食品:野菜、果物、きのこ類など

ここでは洋食のメニューを考えてみましたが、和食にするとしたら、こんな感じです。

  • ごはん
  • 納豆
  • みそしる(キャベツ、油あげ、しめじ)
  • 焼き魚(鮭)
  • ほうれんそうのあえもの(ほうれんそう、かつおぶし、ちりめんじゃこ、のり)
  • りんご

この場合の食材を、3つの食品のグループの分類で分けてみると…

  1. 体をつくるもとになる食品:納豆、油あげ、ちりめんじゃこ、鮭、かつおぶし
  2. エネルギーのもとになる食品:ごはん
  3. 体の調子をととのえるもとになる食品:キャベツ、しめじ、ほうれんそう、のり、りんご

このようになります。

食育(しょくいく)とは

「食育」は農林水産省が推進しています。

食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。(農林水産省のホームページより引用)

農林水産省のホームページにある「実践食育ナビ」では、「五大栄養素」と「三色栄養群」「6つの基礎食品群」という分類をもとに、バランスよく栄養が取れるような食事をとることがすすめられています。

五大栄養素

  1. 炭水化物
  2. 脂質
  3. たんぱく質
  4. 無機質
  5. ビタミン

三色食品群(3つの食品のグループ)

  1. 体をつくるもとになる食品:肉、魚、たまご、牛乳、乳製品、豆など
  2. エネルギーのもとになる食品:米、パン、めん類、いも類、油、砂糖など
  3. 体の調子をととのえるもとになる食品:野菜、果物、きのこ類など

6つの基礎食品群

  • 1群:魚、肉、たまご、大豆
  • 2群:牛乳、乳製品、海藻、小魚
  • 3群:緑黄色野菜
  • 4群:淡色野菜、果物
  • 5群:穀類、いも類、砂糖類
  • 6群:油脂、脂肪の多い食品

今回の家庭学習ノートでは、こんだての料理に使われている食材を、3つの食品のグループ(三色食品群)のどれにあてはまるか調べて色分けしてみました。

食事の時に、3つの色がバランスよく献立に入っているかどうか、家族で話題にしたりするのもいいと思います。

たまにはこんな家庭学習もやってみてくださいね。

このページの内容は、2020年度からの学習指導要領に対応し改稿済みです。

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