りんごのタネを調べよう
今日は自由研究的な家庭学習をしてみましょう。教科でいえば、生活科の内容になるでしょうか。果物には、どの部分に、どんなタネが入っているかを調べます。
- りんごのタネを観察して絵と説明文を書こう
お休みの日など、じっくり時間をかけられる時に、このように身近なものを親子で観察して、家庭学習ノートづくりをすると、きっと楽しいと思います。
果物のタネを調べる家庭学習ノート
りんごを切って、どこにタネが入っているのかを観察したいと思います。縦と横の断面図を描くことにしたいので、2つりんごを切るか、1つを縦に切って観察し、もう一度合わせて、気をつけながら横にまた切って、断面を見てもいいと思います。
- 切る前のりんごの絵
- 縦に割った断面図
- 横に割った断面図
- タネの絵
この4つを描きたいと思いますので、罫線を引いて準備をします。4種類の絵を描くのが、ちょっと大変かな、という場合は親が以下の画像のところまで、描いてあげてもいいと思います。
この後お子さんが、タネの色や形、タネが入っている場所を観察して描き込むようにします。
色も塗ることができればさらにいいですね。
文章は、「わたしはりんごが大すきです」のような感想文でもいいのですが、できれば今回は、観察してわかったことを書きたいと思います。
「色は何色だった?」
「タネはいくつあったかな?」
「タネはどこにあったかな?」
このように質問してあげると、書くことを決めやすいのではないでしょうか。
こんなことも調べてみては
ここではりんごを調べてみましたが、もちろん他の果物でもOKです。
もう少し学年が上のお子さんならば、例えばスイカやキウィのようにたくさんのタネがあるものを、どうやって数えたらいいか、方法を工夫するのもいい勉強になります。
その場合は、親が効率の良い数え方をすぐにえてしまわず、どうやって数えたらいいか、お子さん自身が試行錯誤できるように見守ってあげるといいと思います。
(答えの例)
・スイカのタネを紙に広げて写真に撮る。印刷し、印をつけながら、または10個ずつ線で囲みながら数える。
・キウィを4分の1に切る。4分の1の部分に入っているタネの数を数えて、4倍する。
他にもいい方法がいろいろあると思います。考えてみてくださいね。