『秋田県式家庭学習ノート』を読みました

2018年2月5日

私がとても参考にしている本「秋田県式家庭学習ノート」をご紹介します。

  • 家庭学習ノートってなに?
  • なんのためにやるの?
  • どんな効果があるの?

といった疑問にこたえてくれる本です。

全国学力テスト上位の常連「秋田県」

文部科学省が平成19年度から行っている「全国学力・学習状況調査」

「全国学力テスト」とも呼ばれるこの調査は、小学校6年生、中学校3年生を対象に、全国の小中学校で実施されます。

このテストの、都道府県別の順位で、いつも首位や上位の常連になっているのが秋田県!

この結果を見ると、

「秋田の子たちは、いったいどんな勉強をしているんだろう?」

と誰でも思うのではないでしょうか。

秋田県の子供たちが、学校の宿題として長年取り組んできた家庭学習ノートに、その秘訣があるのではないかと言われているんです。

家庭学習ノートの実例が豊富

この本には、秋田県の子供たちが取り組んでいる「家庭学習ノート」とはどういうものなのかが、詳しく書かれています。

そしてノートの実例も載っており、これがとても参考になるんです。

第2章「家庭学習ノートを見せて!」に、実際に子供たちが勉強をして学校へ提出した家庭学習ノートを、写真撮影したものが多数掲載されています。

低学年、中学年、高学年と分けられていて、すぐにも参考にできそうなノートがたくさんあります。

高学年のページには、植物を観察した絵に、小さめの文字でびっしりと説明文が書かれたノートなどもあり、まるで自作の図鑑です。

このようなノートを書きあげるのには、計画し構成する力、そして根気が必要で、コツコツ毎日ノート作りを続けることで、そういったものが養われるのだろうなぁと、思わず感心してしまいます。

家庭学習ノートによる学習の効果

またこの本には、家庭学習ノートに継続して取り組むことによって期待できる、様々な効果についての説明があります。

  • 学力アップ
  • 家庭学習の習慣づけ
  • 親が子供の学習内容を把握できること
  • 親子のコミュニケーションを取れること

これが、家庭学習ノートに取り組むことの利点として挙げられています。

さらに創造性とプレゼンテーション能力が養われることが、期待できるそうです。

親や先生、クラスメイトが見た時にわかりやすいように、と考えながらノートを作ることで、プレゼンテーション能力が高まる効果が期待できるというのは、うなずけますね。

秋田の子どもたちが成績優秀なわけを探る

本の後半は、秋田県の小学校の先生を対象とした、家庭学習ノートについてのインタビューや、秋田県出身の学生に、小学校時代を振り返ってもらったインタビューがまとめられています。

「秋田の子たちは、いったいどんな勉強をしているんだろう?」

そんな疑問に答えてくれる内容になっています。

秋田県出身で、東大に入った方の経験談など、興味深いですね。子どもの頃は、宿題以外の勉強はあまりせず、サッカーやゲームを満喫していたとか。

やはり、家庭学習ノートの宿題があったそうですよ。

この本から取り入れたいこと

秋田県という地域の特徴として、おじいちゃん、おばあちゃんと同居の家庭が多く、地域全体で子育てしている、ということがあげられるそうです。

こういったことは、すぐさま真似できることではないのですが、核家族のわが家でも取り入れられることとして、

  • 毎日同じ時間に机に向かってノートを開く。
  • 家庭学習は、当たり前にやるべきことと家族全員が思っている。
  • 「早寝、早起き、朝ごはん」の習慣が大事。

どんな家庭、地域でも、真似できることだと思います。

低学年の頃から、先生に「これをやりなさい」と言われた宿題以外にも、自分で勉強するのが当たり前なんですね。

当たり前のことを毎日続けることが大事なんだな、とこの本を読んで、改めて思いました。

家庭学習について考えさせられるこの本、興味のある方はぜひ読んでみてください。

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