Z会公立中高一貫校対策講座の感想
子供が、Z会小学生の通信講座の専科である「公立中高一貫校適性検査」の5年生のコースを4月から受講しています。
10月号から、学習する分量が増えました。
4月号から9月号までは、テキストでの学習が「第1回」「第2回」とそれぞれ40分の標準学習時間とされていました。その他に、30分で取り組む添削課題が1枚です。
10月号は、上記に加えて、「第3回」として、以前学習した内容の復習の回が追加されています。第3回も、40分の学習時間となっています。
一度学んだことを、忘れた頃にもう一度復習できるのはいいですね。
このごろは、子供自身が家から通えるところにある公立中高一貫校を受検したいと言うようになっており、そんなこと言ったって難しいし、倍率は高いし、どうしたものかと思いつつ、塾にも行かず家で勉強を進めています。
公立中高一貫校の適性検査の問題を眺めてみると、学校のテストとの違いの大きさに驚いてしまいます。こんな問題を、自分の子供が解けるようになるとはとても思えないような難しさです。
Z会通信教育の公立中高一貫校適性検査
うちの子供が受講しているZ会の専科では、まず例題に取り組みながら問題の考え方を段階を追って学び、練習問題を解く、という手順で学習します。そして添削課題に取り組みます。記述対策にはやはり客観的な添削指導が必要です。
適性検査によく出題されるテーマ、問題の形式に、5年生の一年間で、一通り触れることができるようになっています。
テキストは9月号までは20ページほど、10月号からは24ページになるのでしょうか。解説や問題の分量は決して多くはなく、学習内容はとても絞られているようです。
それだけに、すみずみまで完全に消化するつもりで取り組むことが大事だと思います。
詳しくて分量の多い教材を、こなしきれずに消化不良になるよりは、要点がまとまった教材を完全に覚えた方がいいです。うちはあまり長時間勉強をしたがらない子供で、5年生の今の時点では、Z会の分量がちょうどいいです。
教材の活用方法としては、問題を解いて丸つけして終わり、ではなく、解説を読み込み、覚えるべきことはしっかり覚える学習をすることで、力がつくと思います。
例えば5年生の10月号では、敬語の知識をもとに考える問題に取り組みますが、解説に、敬語をまとめた表が載っています。これを、ただ読んで終わりにするのではなく、この機会にしっかり覚えてしまうといいでしょう。
模試に類似問題が
ちょっと前に、子供が公立中高一貫校の志望者を対象とした、とある模試を受けたのですが、「Z会でやったのと似ている問題が出た」と言っていました。いろいろなパターンの総合問題に触れていくことには、やはり意味があると思いました。
今見ても「こんな難しい問題うちの子には無理」と思える適性検査の総合問題ですが、こうして学習を続けていけばいいんだな、と思えるようになってきました。
わが家のように、受けるかどうかはっきり決めていないし、塾ではなくまずは自宅学習で…と思っている方に、Z会をペースメーカーにするのもなかなかいいですよ、とおすすめしたいです。