いつ・どこで・だれがを入れて文を作る
今日は、「いつ、どこで、だれが」を入れて文を作る自主学習をしてみましょう。
自主学習ノートで、作文の練習をする方法は色々あります。低学年の方は、教科書や本の書き写しからはじめて、絵日記、読書日記など、自分で考えて文を作る練習を進めていくとよいのではないでしょうか。
今回は、自分で文を考えて書く練習のひとつとして、「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」ということを、それぞれ考えて書き、それをつなげて、長い文を作る自主学習ノートをご紹介します。
- 「いつ、どこで、だれが、なにを、どうした」をそれぞれ書こう。
- それをつなげて、長い文を作ってみよう。
長い文を自分で考えて書くことができた、といううれしさを感じていただけるといいなと思います。
いつ、どこで、だれが…を入れて文を作る自主学習
「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」ということを、まず一つ一つ書くことにします。
そしてノートの左半分には、それらをつなげて作文をする場所を、線で囲って作っておきましょう。
家や学校であったできごと、地域の行事のことなど、思い出して「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」ということを、書いていきましょう。
例えば、こんなことです。
「いつ」…今日の三時間目
「どこで」…学校の体いくかんで
「だれが」…二年二組のみんなが
「なにを」…大なわとびを
「どうした」…二十回とんだ
これをつなげて作文をしてみましょう。
「今日の三時間目、学校の体いくかんで、二年二組のみんなが、大なわとびを、二十回とびました。」
日記を書くというと、パッと簡単に思いつくことばかり書くことがあると思います。うちの子供は「友達とゲームをして遊んだこと」ばかり、ほとんど同じ内容で書く時期がありました。
それでもいいのですが、自主学習としてはもったいないので、できればいろんなテーマをもうけて、「できごとについて思い出し、文章を考えて書くこと」を練習できるといいのではないかと思います。
- 家でおてつだいをしたこと
- 習い事でがんばったこと
- 季節を感じるものごとを見つけたこと
こういったことを、考えて書いてみましょう。
文のつながりが自然になるように、順番を変えたり、つなぐ言葉を入れたりしてもいいです。2つの文にわけた方が自然な場合もあります。
作文に慣れてきたら、もっとくわしくする言葉を入れたり、思ったことや、だれかのセリフを入れたりするのも、とてもいいと思います。
どんどん工夫して、楽しんで文を書く練習をしてみてください。