おくりがなに気をつけてかん字を書こう
ここでは、送りがなのつけかたに注意が必要な漢字を集めて、書き取りの練習をする自主学習ノートをご紹介します。
1つの漢字にさまざまな読み方があり、送りがなのつけ方によって読みを変えるものがあります。また、学校で習うのとは違う送りがなのつけ方が慣例になっている漢字もあり、どっちが正しいのか、大人でもよくわからないことがあります。
夏休みや学年末などに、それまでに習った漢字の総復習をする際には、送りがなにも注意をはらって確認するようにしたいものです。
- 送りがなに気をつけて漢字の書き取りをしよう
ここでは2年生までに書き方を習う漢字の中から、送りがなのつけ方をまちがえやすいものを取り上げました。まだ習っていない漢字がある場合は、習った漢字の中から問題を作ってみてください。送りがなについてまとめた記事も、ぜひごらんください。
他にも、テストでまちがえた漢字などを入れて問題を作るといいと思います。
送りがなのつけ方を確認する自主学習ノート
下の画像のように、ノートに問題を書きます。自分で書ける場合は自分で問題から書きますが、まだ自主学習ノートづくりに慣れない場合は、親が問題を書いてあげてもいいと思います。
- 問題は親が書いてあげる。
- 最初の何問かだけ問題を親が説明しながら書いてあげて、あとは見本を見ながら自分で書く
- 問題の見本を見ながら自分で書く
- 問題も自分で教科書やドリルなどから選んで書く
- 時には自分で問題も考えて書く
このように、段階をふんで、自分で全部できるようになっていくことを目指すと良いのではないでしょうか。
問題文が書けたら、自分で考えて漢字と送りがなを書いていきましょう。
書けたら、この下にある解答を見て、低学年のうちは親が丸つけてしてあげると良いと思います。特に漢字は細かいところまでよく見てあげてください。
「当たる」という字は、慣例では「当る」と書かれることがありますが、小学校ではこのように「当たる」と送りがなをつけるよう習います。
- 上がる(あがる)と、上る(のぼる)
- 下がる(さがる)と、下る(くだる)
など、送りがなのつけ方が変わると、読み方も変わる漢字にも注意が必要です。
1年生で書き方を習う「生」という時にも、「せい、なま、き、い(きる)、う(まれる)、お(う)、は(える)」と、いろんな読み方があります。送りがなによって読み方が変わることに気がつけるといいと思います。