2つの文をつなぐ言葉の自主学習
ここでは、2つの文をつなぐ言葉の学習を、2年生のお子さんの自主学習、家庭学習ノートの一例としてご紹介します。
文章が、正しく自然に続くよう、文と文をつなぐ言葉を考える学習です。作文の力をつける自主学習として、考えてみました。
「2つの文をつなぐ言葉」というのは、接続詞(せつぞくし)のことです。
接続詞をふくめ国語の文法については、上の学年でさらに詳しく学びます。
2年生の今は、やさしい文章で基本的な接続詞に親しみましょう。自然に文がつながるような接続詞を選ぶ練習をするとともに、接続詞に続けて自分で文を考えて書く学習もしてみましょう。
こんな自主学習をします
1つの文章から、「だから」「しかし」「それに」「なぜなら」という接続詞に続けて、異なる文章を考えます。
- 2つの文をつなぐ言葉を選んで書く
- 接続詞から続けて、文章を考えて書く
3題取り組みますが、2つは接続詞を選んで書く問題、最後の1つは、接続詞に続く文章を自分で考えて書くことにします。文章を考えて書く方は少し難しいかもしれませんが、挑戦してみてください。
2つの文をつなぐ自主学習ノートの作り方
まずは、ノートに問題を書いて準備をします。
このノートを初めて作る時には、自主学習ノートに問題まで書いてあげると良いと思います。お子さんが自分の文字で問題を書きたい場合は、別の紙に問題の見本を書いて、それを見ながら書かせてあげると良いでしょう。
慣れてきたら、自分で問題を作るのも、とてもいい勉強になると思います。
お子さんが問題を解いたら、丸つけをして、コメントを書いてあげましょう。
さらに発展させるには
今回は、4つの接続詞を示しておき、それから選ばせる形にしました。もう少し難易度を上げるには、接続詞を、示されている中から選ぶのではなく、自分で考えて書くようにしてみましょう。
合う接続詞は1つとは限りません。
自分の頭の中で、いろんな言葉を検討し、意味が通じるだけではなく自分の感性にぴったり合う言葉を選びます。作文のいい訓練になるはずです。