じょうぎとコンパスで円や三角形をかく
自主学習ノート、家庭学習ノートに、図形をかく学習をしてみましょう。
小学校では「コンパス」の使い方を学ぶとともに、円の性質について習います。さらに「三角形のなかま」として「正三角形」「二等辺三角形」のかき方や性質を学びます。
学校でも何度もかく練習をすると思いますが、コンパスや定規の使い方は、たくさんくり返せばくり返すほど上達します。上手にかけるようになれば図をかくのがますます楽しくなるはずです。
ぜひ家庭学習でも、図形をかく練習をしてほしいと思います。
では、定規とコンパスを使って、円、正三角形、二等辺三角形をかくノートを作ってみましょう。
図形の自主学習ノートを作ります
3つの辺の寸法から、三角形をかいていきます。
3つの辺が同じ長さの三角形は「正三角形」、2つの辺が同じ長さの三角形は「二等辺三角形」ということも確認しながら学習を進めることができると思います。
計算や漢字の勉強より、図形をかく学習は「楽しい」と感じるお子さんが多いのではないでしょうか。
定規とコンパスを用意して、自主学習ノートづくりを開始しましょう。
図形の自主学習ノートづくりの手順
ノートの使い方を最初によく計画することが大事です。いきなりかき始めると、スペースがあまりすぎたり、ノートに収まりきれなくなったりしがちです。
定規で測りながら、どこにどのような種類と大きさの図形をかくことにするか考えましょう。
これまで親がノート作りを手伝ってきたお子さんの場合も、3年生の後半になったら、そろそろ、問題から全部自分で書くようにした方がいいですね。最初は少しぐらいスペースが余ったり、はみ出したりするかもしれませんが、何度もノートを作るうちに上達します。
ノートのスペースをどう使うか決めたら、問題文を書いていきます。
問題は、算数の教科書や副教材、市販のドリルなどから選んで書き写します。数字を少し変えて自分なりの問題を作るとなお良いですね。
図形をかき終えたら、丸つけをしてコメントを書いてあげましょう。
図形の自主学習ノート応用
問題のアレンジとして、「この円の中に、いろいろな三角形をかきましょう」としたり、「この円を使って、2つの辺が3cmの二等辺三角形をかきましょう」とするなど、いろんな図形を工夫してかくようにするといいですね。
まだコンパスの使い方を習ったばかりの頃なら、「コンパスでいろいろな大きさの円をかく」自主学習ノートや、「コンパスと定規を使って、自由に模様をかく」というのも、お子さんにとって楽しく、コンパスや定規の使い方に慣れるいい学習になります。