文の組み立てを考える-その2
主語、述語、修飾語を見つけ、それぞれの文節がどのような関係になっているのかを考える家庭学習をしましょう。以下の記事と、目的は同じで、問題のパターンが違うものとなります。
少し難易度が高くなりますので、「その1」をやって余裕があれば、このような学習にも挑戦してみて頂きたいと思います。
- 文の組み立てを考え、矢印で示す
それでは、ノートの作り方をくわしく説明していきます。
文の組み立てを考える学習
ノートに罫線を引くなど、書きやすいよう準備をし、問題文を書きましょう。
教科書や副教材、市販の問題集から「くわしくする語」についての問題文を書き写すか、親が主語、述語、修飾語の含まれる文を、問題として考えてあげたものを、ノートに自分で写させてもいいと思います。
問題文は、あらかじめ文節に区切っておきます。このノート見本では、句点のない文節の区切りでは少しスペースをあけています。横線を引いて区切って書いてもいいです。
問題の解き方の手順としては…
- 述語を探して線で囲む
- 述語に対応する主語を探して線で囲む
- それ以外の文節が、それぞれ何をくわしくしているのか考え、「くわしくしている文節」→「くわしくされている文節」と矢印を引く。(修飾語→被修飾語)
- 最後に、主語から述語へ矢印を引く
このように進めます。
答え合わせをすると、このようにノートが完成します。
この問題では文に含まれるすべての文節の関係性を考えましたが、難しい場合は、修飾語を1つか2つにしぼって、どの語(文節)を修飾しているか(くわしくしているか)を考える問題にしてもいいと思います。
文の組み立てを習った後の確認として、取り組んでみて下さい。