わり算の筆算【4年生の自主学習ノート】
割り算(わりざん)の筆算の家庭学習ノートを作ってみましょう。
小学校の算数では、割る数が1桁の割り算から習い始め、割る数が2桁、割る数が3桁の割り算の筆算と、順に教わっていきます。
この中で難しいのは、割る数が2桁以上になる割り算です。商に何の数字を立てるかを、割る数を「がい数」にして見積もり、計算してみます。違っていることに気づいたら、商の数字を変えて再び計算してみます。割る数が1桁の場合より、ずっと高度な数の操作を行います。
数多くの練習問題をこなして、速く、正確に問題を解けるようになりましょう。
- 割る数が2桁、3桁の割り算の筆算
今日は、2桁、3桁の数で割る筆算を、学校で習い終えた後の練習問題という想定で、ノートの見本を作ってみました。あえて、商に何の数を立てるべきか予想しにくい問題も取り混ぜてみたので、挑戦してみてください。
ノート作りの手順
教科書、副教材のドリルなどから問題を書き写します。自分で問題を考えて書くのも、とてもいいと思います。
かけ算もそうですが、筆算を書くスペースをしっかり取ると、1ページに書ける問題の数が少なくなってしまいます。かといって、小さい文字で詰めて書くのは、数字どうしがくっついて見づらくなり、計算を間違えるもとになります。
今回はなんとか1ページに8問をおさめましたが、4年生ですので、このような筆算の問題ならば、余裕があれば2ページぐらい頑張ってもいいんじゃないでしょうか。
縦を揃えて筆算をすることができたでしょうか。
「割る数×答え+あまり」=「割られる数」になるかどうか、確かめ算をしましょう。
解答があれば、自分で丸つけをします。自分で問題を作った場合は、電卓で計算して答え合わせをしてもいいと思います。
親が確認をして、コメントを書くと、このような感じに仕上がります。
2桁で割る筆算が苦手な場合
1桁で割る割り算は問題ないけれど、2桁で割るようになったら急にわからなくなった、という場合は、このような問題を十分に行ってみてください。
- 513÷20
- 736÷30
割る数が、2桁で1の位が0の数で割る練習です。その後、次のような問題へ進みます。
- 486÷21
- 632÷51
割る数が、2桁で1の位が1の数で割る練習です。次に、
- 514÷19
- 746÷39
このような、割る数が2桁で1の位が9の数で割る練習を十分にします。最終的に、上の画像の問題のような、1の位が4、5、6といった微妙な数で割る練習に移っていくといいと思います。