音読や自主勉ノートに「宮沢賢治のおはなし」シリーズ

2018年5月4日

宮沢賢治の作品は、特に有名な「アメニモマケズ」の詩だけに限らず、昔から教科書でもよく取り上げられていて、どなたにも、一つ二つ、記憶に残る作品があるのではないでしょうか。

岩崎書店の「宮沢賢治のおはなし」シリーズ

このシリーズは、大きめの文字で、漢字にはふりがながふってあり、難しい言葉には注釈もついています。

小学校1〜2年生のお子さんでも無理なく読めるように、なおかつ原文をなるべく保つようにとの方針で作られた本だそうですから、小学校低学年のお子さんが、宮沢賢治の独特の言葉の世界に初めて触れるのに良いのではないでしょうか。

真冬の読み聞かせや音読におすすめ『雪わたり』

特にこの時期、おすすめしたい一冊は、シリーズの中の『雪わたり』です。

雪国では、厚く積もった根雪が、特に寒い時期には、歩いても脚が埋まることがないほど硬く凍ります。

子供たちにとって、この「かた雪」の上を歩くのは、特別な気分のする、冬の楽しみであったのでしょうね。

「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」「キック、キック、トントン」といった、小さな兄妹のかけ声。キツネたちとの、すこし奇妙なふれあい。読んでいると、愛らしさに何度もほほがゆるみます。

「キシリキシリ雪をふんで」

「風にふかれてピッカリピッカリと光り」

こんな表現、本当に独特で、おもしろいですよね。

これは、子供にぜひとも、音読してもらいたい作品なんです。

『雪わたり』を、1年生か2年生の子供が、たどたどしく一生懸命に音読したら、絶対にかわいいと思います^^

3年生ぐらいになると、もう照れなのかめんどくさいのか、ぶっきらぼうにボソボソ音読するようになってきます。1年生か2年生をお持ちの方、期間限定のかわいさを堪能するのは、今ですよ!

夏に音読したい宮沢賢治の作品

特にこの時期、真冬に読みたいのがこの『雪わたり』

では、夏だったら?

子供に音読してもらうとかわいい宮沢賢治作品、夏の部の1位は、なんといっても『ふたごの星』でしょう。

チュンセさんにポウセさん…

2人の星の子供が冒険をするこのお話の、かわいらしいことといったら…

と…まぁ親の趣味ですみません。

いや子供にとっても、宮沢賢治の音読はためになるはずです。

もちろん、作品を味わう方法は、音読だけではありません。

読み聞かせにもいいですし、書き写してよし、言葉調べにもよし、感想文を書くのにもよし。

「宮沢賢治のおはなし」シリーズ、自主勉強ノート作りにも、役立ちそうですね。おすすめです!

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読書男子,

Posted by shino