「日本の歴史」学習まんがを子供がくり返し読んでいます
「日本の歴史」の学習まんが、子供の本のコーナーにズラッと並んでいますね。
全部そろえるとなると高価だし、本当に役にたつの?
どのシリーズを買えばいいの?
何年生ぐらいで買ったらいいの?
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今日は、ウチの読書男子が何度もくり返し読んでいる学習まんが「日本の歴史」をご紹介します。
(この記事は2016年1月20日に投稿しました。当時子供は小学校4年生でした。その後、どんな風にこの学習まんがを楽しみ、活用してきたのかを追記し改稿しています。最終更新日は2020/5/11です)
わが家の「日本の歴史」
1冊ずつゆっくり買い揃えている小学館の学習まんが「日本の歴史」
これを子供が、お気に入りの本のコーナーにこうしてズラッと並べて、何度も読み返しているんです。
これだけ気にいって読んでもらえると、やっぱり買ってよかったなぁと思いますね。
日本の歴史は、中学生になると、年号や難しい語句、人名を、たくさん覚えなくてはならない勉強の科目になっていきます。
小学生の今なら、日本の歴史を、勉強としてではなく、ワクワクする物語として親しむことができるのではないでしょうか。
学習まんがの効果・歴史が好きになる
子供はこの学習まんがを何度もくり返し読んでいるおかげか、歴史上の人物やできごとについて、小学生にしてはだいぶよく知っている方だと思います。
この前から見始めたNHKの大河ドラマ「真田丸」も、名前やエピソードを知っている人物がたくさん出てきて、楽しめているようです。
家紋を見て「これは徳川軍だ」と言ったりしていました。
歴史上の人物には、本当におもしろい人や魅力的な人がたくさんいます。
親しみを感じる人物がいたり、あこがれる人物がいたりすると、その人物を核に、興味や知識がどんどんふくらんでいきますね。
6年生で習う日本の歴史
小学校6年生の社会科で、日本の歴史を一通り勉強します。
サラッと表面的に習うだけかと思っていたのですが、教科書を見てみると、歴史上の特に重要な人物や出来事については、割としっかり学ぶみたいです。
6年生になるまでには、この歴史まんがを読むことで、日本の歴史の流れをざっくりとつかむことができるのではないかと思っています。
まんが「日本の歴史」を買うのにおすすめの学年
日本の歴史のまんがは、小学校3年生ぐらいから読み始めることをおすすめします。お子さんによっては、1~2年生から読んで楽しむ場合もあるので、小学校入学祝いとしても喜ばれるはず。
中学生以上になっても歴史のまんがをくり返し読む子もいるので、揃えておけば長く役にたつと思います。
2018/3/26追記
この記事を書いてから数年たち、うちの子供はもうすぐ中学生になります。
最近になってまた、この学習まんが「日本の歴史」を読み返しているんです。それも、とてもおもしろそうに。
6年生で、日本の歴史を学校の授業でも一通り学びました。理解が深まったところで、学習まんがを読み返し、またおもしろさが増したのではないかと思っています。
一度読んで終わりではなく、高学年、中学生になっても、ずっと役にたつのが歴史の学習まんがなんだなと実感しています。
歴史の勉強というと、年号や人物名を始めとして、とにかく暗記する、というイメージが強いですよね。
でも学習まんがなら、魅力的な登場人物出てくる物語として記憶に残り、歴史上のできごとのつながり、意味も理解できる点がいいと思います。
それは、記述問題を解答する力につながります。
たとえば、歴史の問題で、
「江戸幕府がキリスト教を禁止したのはなぜですか」
という問題も、一問一答形式で暗記して覚えるとしたら、つらい勉強になりますよね。
学習まんが「日本の歴史」を読んでみると、まず、外国の貿易商にはニコニコ顔で手を差し伸べ、キリスト教を布教する外国人には怒って「だめ!!」と怒鳴りつける徳川家康の絵があります。
そして、江戸幕府がキリスト教を禁じたおもな理由として、わかりやすいイラストとともに、次のように説明されています。
- キリスト教は、日本に古くからある神や仏に対する信仰を非難し、日本人の善悪の考え方や習慣も無視しているから
- キリシタンを増やして日本の政治を混乱させ、日本を自分たちの領土にしようとしているから
- 幕府が法でばっしたキリシタンたちをあがめているから
これを読んでいると、「江戸幕府がキリスト教を禁止したのはなぜですか」という問題を見たときに、家康の表情やキリシタンのイラストとともに、キリスト教が禁止された理由が思い浮かんでくると思います。
「覚えなくてはいけない」という気持ちで勉強するのではなく、魅力的な人たちがたくさん出てくる物語をまんがで楽しむという点が大事です。興味を持ち楽しんで読むからこそ、驚くほどよく記憶に残るのではないかと思っています。
このように、高学年、中学生になっても役に立つのが学習まんがです。
わが家でそろえたのは小学館のこのシリーズで、いまはkindle版だけになっています。
最初の巻が旧石器、縄文、弥生時代。これも子供にとって興味をかきたてられるような、おもしろい時代ですので、2巻も買って!となる可能性は大だと思います。
全巻セットで揃えるなら…
いろいろな日本の歴史の学習まんが
うちは、親しみやすい絵柄と、ユーモアのある表現もあって子供が好みそう、という理由で小学館の「少年少女 日本の歴史」を選びました。その結果、子供がとてもよく読んでいるので、満足しています。
他にもいろいろと、日本の歴史のまんがが出ています。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
歴史まるわかり図鑑など、日本の歴史が好きになる工夫がいっぱいのシリーズです。
集英社学習まんが 日本の歴史
集英社の学習まんが「日本の歴史」が2017年に全面新版となりました。
学研まんがNEW日本の歴史
ちょっと大人っぽい絵柄で、小学校高学年から中学生にはこちらが好まれるかもしれません。
小学生のお子さんに学習まんが「日本の歴史」がおすすめ
多くの出版社から、日本の歴史のまんがが出ています。絵や内容の好みで、お子さんと一緒に選んでみてはいかがでしょうか。
入学祝い、進級祝いとしても、学習まんがは喜ばれるはずです。
「歴史といったら暗記が大変で…」というイメージが固まってしまう前に、マンガで楽しく日本の歴史に親しんでほしいなと思っています。
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