ひごと粘土玉ではこの形を学習
学校の算数の授業で習う「はこのかたち」についての家庭学習をしましょう。
「はこのかたち(箱の形)」というのは、立方体や直方体などのことです。
「面」「へん」「ちょう点」といった言葉を覚え、それぞれいくつあるか、数を数える学習をします。
身近にある「箱の形」のもの
身の回りにある「箱の形」のものを探してみるといろいろありますね。
大きいもの、小さいもの、細長い形のもの、平べったい形のもの…
親子で箱の形探しをするのも楽しいですね。
- たんす
- 本
- ノート
- 冷蔵庫
- オーブン
- テレビ
- パソコン
- ティッシュのはこ
- 消しゴム
- 筆箱
- 弁当箱
- 柱
- バス
- ビル
などなど…たくさん見つけられるでしょうか。
箱の形の家庭学習ノート
家庭学習ノート、自主学習ノートで、箱の形の学習をしましょう。
- ひごと粘土玉で箱の形を作り、ひごと粘土玉をいくつ使うか数える。
ひごが「辺」、粘土玉は「頂点」を表します。
「ひご」というのは竹ひごのことです。
向きを変えなくても、前から奥の辺も見えて数えられるように、ひごと粘土玉で箱の形を作って数えるのですね。
家庭でやってみるなら、工作用の竹ひごを画材や手芸用品を売っているお店、または100円ショップで買うか、料理用の竹串を、とがった部分を切り取って使うといいです。
箱の形の家庭学習ノート作りのコツ
まずは、準備として、問題を書きます。
今回は、ひごと粘土玉で作る「箱の形」を描きたいと思います。
ちょっと難しいと思いますが、やってみたいという子には自分で描かせてみましょう。最初は、家庭学習ノートにではなく、自由帳やメモ用紙などに練習で描かせてみるといいかもしれません。
慣れないと、とてもいびつな箱になってしまうかもしれませんが、よく見て自分の手で描いてみることは、いい勉強になります。
ただし、あまりいびつだと、ひごや粘土玉を数える問題になりませんので、難しそうならば、今回は家庭学習ノートの問題の絵は、親が書いてあげてもいいと思います。
ひごと粘土玉の数を数えて、それぞれ書き終えたら、丸つけをして、コメントを書いてあげてください。
- どんな大きさの直方体も、立方体も、頂点の数は8です。
- どんな大きさの直方体も、立法体も、辺の数の合計は12です。
辺の長さがちがう直方体の場合は、辺の数を足すと12になることを確かめるといいです。
家庭学習ノートで図形の問題
箱の形を描く練習を家庭学習ノートで行うというのも、いいアイディアだと思います。親が薄く描いてあげたのを、なぞる学習でもいいでしょう。
展開図を描いてみる、いろんな形に積み上げた積み木の数を数えるなど、立体図形の勉強を、家庭学習ノートで色々と工夫してやってみてください。