ブンブンどりむ10月号の感想
小学校4年生の子供(男子)が、今年の7月から受講を開始して、4か月目になりました。
学校の宿題の他に、これで作文の勉強をするのが習慣になり、取りかかりも早く、テキストや添削の課題を仕上げるのも、速くなってきました。
ブンブンどりむ10月号の内容
4年生向け「応用コース」の内容は、こんな感じでした。
1週目
1週目は、「書く力」を育てる「かきかたランド」に取り組みます。
今回のテーマは…
「なりきり作文を書こう!」
というものでした。
作文というと、自分が経験したこと、考えたことを、自分の立場から書くことが多いですが、今回は自分以外の「物」になったつもりで、想像して作文を書きました。
例えば、このように…
- グローブになりきって、持ち主の子供との交流について書く。
- 地球儀になりきって、くるくる回される時の気持ちを書く。
おもしろそうですね!
このなりきり作文を、このような手順を踏んで書いていきます。
- 何になりきるか決める。
なりきる物を決めて、それはどんなものであるかを、詳しく考えて書きます。(100~150字程度) - 書き出しを決める。
3種類の書き出しの中から1つを選び、なりきり作文の書き出しを考えて書きます。(100~150字程度)3種類の書き出しというのは、「絵になる言葉」「動き」「会話」です。テキストでは、この3つの書き出しとはどういったものかが、例文つきでわかりやすく説明されていました。 - なりきり作文を書く。
なりきる物を考え、3種類の書き出しから1つ選んで書き出しを決め、実際になりきり作文を書いてみました。(200字程度) - もう1つなりきり作文を書く。
さらにもう1つ、別の物になりきって、今までに学んだことを生かしてなりきり作文を書きました。これを、1回目の添削課題の下書きとしました。(200字程度)
手順の1つ1つに、解説やヒント、例文が載っています。テキストを読み、質問に対する答えの欄を埋めていくと、なりきり作文の構想から下書きまでができるようになっています。
メインテキストで学習し、下書きした作文をもとに、1回目の添削課題に取り組みました。(ブンブンどりむは、月2回添削課題を提出します)
1週目は、しっかり作文に取り組む週で、テキストも添削課題も、多少時間がかかるお子さんもいるかもしれません。うちの子供の場合は、一日15分~30分×4日ぐらいで、テキスト一通りと、添削課題を仕上げるような感じです。
2~4週目
メインテキストで、こんなことを学習しました。
- 言葉、漢字を学ぶ「ポッチー・パーク」
接続語の学習の他、形容詞・形容動詞の学習をしました。例えば「おぼつかない」「鼻持ちならない」など、ちょっと難しい言葉も含まれていました。 - 思考力を育てる「こころランド」
発明に関する説明文を読み取る学習をしました。また、読み取ったことをもとに、「見出し」と「記事」を考え、新聞記事を書きました。(80~100字程度) - 読解、記述式問題に取り組む「あたまランド」
2000文字程度の長めの説明文の読解問題を、3回に分けて解きました。30字以内、20字以内といった、文章を記述する問題もありました。 - 想像力を養う「ものしりランド」
ツアーコンダクターの仕事についての説明文を読みました。また、日本の有名な観光名所の写真を見て、都道府県を答えるクイズにも挑戦しました。それをふまえて、旅についての体験を作文に書きました。作文は2つ書きます。
1つは、旅をして「発見した体験」または「成長した体験」のうちのどちらかを選んで100字程度の作文。
そしてもう1つ、旅をして「感動した体験」または「失敗した体験」のうちのどちらかを選んで200字程度の作文を書きます。これが今月2回目の添削課題の下書きとなります。
その他に、「スペシャル・ステージ」というページがあり、今回は野球大会の試合結果をもとに、総当たり戦の表を作り、勝敗を説明する「論理クイズ」に取り組みました。
勝敗がわかるだけではなく、どうしてそうなるのかを、筋道を立てて言葉で説明する学習をしました。
2回目の添削課題として、ものしりランドで書いた下書きをもとに、旅についての体験の作文に取り組みました。(200字程度)
このメインテキスト+添削課題の他に、「ポッチー・ドリル」という、言葉や漢字の学習をするドリルもやりました。
2~4週目は、見開き1枚の1回分を5分くらいで終わらせてしまう日もあります。できる時は4ページ、6ページと一日で進めることもあります。
習い事などで時間のない日はやらないようにしたり、早めに課題を提出して、他の学習にあてたりすることもできます。
1日15~30分×10日ぐらいで課題も副教材も終わらせられる分量です。
今月は合計1000文字もの作文!
こうして改めて書き出してみて気づいたのですが、メインテキストの学習だけで、7回作文を書く機会があり、文字数は合わせて1000文字前後にもなります。(その他に、提出課題に清書200文字×2回。コーチへのお手紙も2回)
ブンブンどりむをやっていなければ、こんなに作文を家で書かせることはできないでしょう。文章を書くのが好きな子ならいざ知らず、文字を書くのが面倒くさいようなうちの子ですから。
読むと「……???」という文章も多々ありますが、とにかくたくさん書いていれば、いずれ何かつかめてくるはず。
好き嫌い、興味のあるなしに関わらず、様々なテーマの文章を書く機会を与えてもらえますし、やはり、作文は通信教育がいいと実感しています。
子供の取り組みの様子
冒頭にも書いたように、ブンブンどりむが日課に浸透して、ウダウダしないでさっと取りかかるようになりました。書き出すまでの空白時間が短縮されてきました。
子供自身が、課題は必ず期限内に提出すると決意して、頑張っています。景品目当てですが(笑)
課題を提出するとポイントがもらえて、そのポイントを貯めるとプレゼントがもらえるんです。課題の提出期限内ならポイントが2倍です。
通信教育ではよくあるご褒美で釣るシステムですね。うちの子はしっかり釣られています。
学習にかかる時間は、文章を書くことが得意か、苦手かによって、個人差が大きいと思います。
うちの子は、作文はやや苦手な方だと思いますが、テーマによって、どうしても何を書いたらいいか思いつけないこともあり、そういう時は時間がかかります。あまりに書き出せずにいる時は、何を書いたらいいか、一緒に考えてあげたりします。
ブンブンどりむ受講の効果
学校の授業で、何か資料を読んでまとめるとか、調べたことを文章でまとめるとか、そういった課題に取り組んだ時、割と長くしっかりとした文章を書いて提出し、ハナマルをもらえていることが増えてきました。
以前はふざけたことを書いたり、ちょっとしか書かないで課題を提出してしまっていることも時々あったのですが、それは、まじめに書かないのではなく、「書けなかった」のかもしれないなぁと今となっては思います。
作文の学習を家庭で補ってあげることによって、「書ける」ようになり、ふざけたり、少ししか書かずに提出したりといったことも減ってきたのかもしれません。
まだまだ、読むと脱力するような文章を書いている時もありますが…
ブンブンどりむで作文の学習を始めたばかりなので、半年、一年と学習を続けて、どうなるか様子を見たいです。子供が、自分の中から文章を生み出すためのコツを、つかんでくれたらいいなと思っています。
毎号は感想を書かないかもしれませんが、また進歩が見えてきたら、こちらで報告します。
うちの子供が受講している、作文の通信教育「ブンブンどりむ」。詳しい情報は、公式サイトでチェックしてみて下さいね。