ノートに日本地図を写したい【その2】書き写す方法
自主学習ノート、家庭学習ノートの学習で、ノートに地図を写したい時があると思います。
以前の記事では、資料をコピーしたり、印刷したりして、切り抜いたものを、ノートに貼る方法をご紹介しました。
・ノートに日本地図を写したい【その1】コピーして貼る
その方法で、じゅうぶんだとは思うのですが、別の紙をノートに貼る方法ではなく、ノートに鉛筆で書きこむやり方で、日本地図をノートに写すことができればいいのになぁと思い、方法を考えてみました。
今日は、ノートに日本地図を、鉛筆で描き写す方法をご紹介したいと思います。
日本地図シートで地図を描き写そう
ノートに地図を描き写すのに、こういうものを使います。
この水色のものは、日本地図の形をした、プラスチックのシートです。このシートをノートに置いて、おさえながら周囲をえんぴつでなぞって描くと……
こんな風に、日本地図を描くことができます。
では、作り方いってみましょう!
作り方? そう。この日本地図のシートは、身近な材料で、簡単に手作りできるんです。
日本地図シートの作り方
材料
- クリアファイル
- 日本地図をコピーまたは印刷した紙
道具
- のり
- ハサミ
材料のクリアファイル
クリアファイルは、固いものではなく、普通のというかハサミで切れるような柔らかいタイプのものがいいです。無色透明ではなく、色付きのものをおすすめします。無色透明だと、完成したものを使う時に、どこにあるのか見えにくくなってしまうので。
白地図、教科書の地図をコピーしたものなどを型紙として用意します。ハサミで切ってしまうので、資料をそのままではなく、コピーしたものを用意して下さい。普通のコピー用紙程度の厚さが切りやすいです。
ノートの大きさに合わせて作った日本地図の画像を置いておきますので、ご利用下さい。
県境の線なし
画像のpdfファイル
pdfファイルをA4の紙に印刷してお使い下さい。1枚に、2つのサイズの日本地図がありますので、目的に合わせて、大きさを選んで頂けます。
クリアファイルの周囲をハサミで切ります。(2枚重ねになっているのを1枚にして使います。)
日本地図を印刷した紙に、のりをつけて、クリアファイルに貼ります。地図の全面、こまかいところまで、けっこうしっかりのりをつけた方がいいです。
あとはこのように…
ハサミで切ります。クリアファイルは、ハサミで切りやすいんです。曲線や、こまかいギザギザも、思ったより楽にきれいに切れることに、きっと驚かれると思います。
線の外側ではなく、できるだけ内側ギリギリを切るようにします。
完成。のりは、乾くと自然にはがれてきます。のりが残ってしまったら、水洗いしてもOKです。
なるべく切り離さず一体になるように仕上げてみました。パーツが多いと、なくしそうなので。
沖縄等の島は、断念…。後から書き加えることにしました。
日本地図シートの使い方
ただ、これさえ作れば、いつでもサッと日本地図をノートに描けます!とはちょっと言えないんですよね。
シートがずれないよう手でおさえながら、なぞってノートに描くのは、器用さと慣れが必要です。
ちょっぴり不器用なS君(小学校3年男子)に試してもらったところ「これすごい!」と嬉々として使っておりましたが、シートがずれまくって、うまくノートに描けないようでした。「すごいけど、むり」との感想でした。んー、ざんねん。
一応、こんな風にちゃんと描けるんですけどね。高学年の、手の器用なお子さんなら、きっと使いこなしてくれるんじゃないかと思うのですが…
これはよさそう!と思われた方、春休みにでも、お子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。