学年総復習問題集をやり終えた感想
以前、学年末の総復習問題集について書いた記事で、3年生の子供に、今年は「Z会小学生わくわくワーク・総復習編」を選んだことを書きました。
息子は春休み前から少しずつ進めてきましたが、春休み中の先日、問題集と、付属のテスト4教科分をやり終えました。
1回分をやり終えるごとに貼っていくシールも全部貼り終え、絵が完成しましたよ。
総まとめ問題集の効果
前の記事にも書きましたが、通信教育や塾などで、学年のまとめがしっかりできるお子さんを除いて、学年の総復習問題集を1冊はやった方がいいと思っています。
苦手意識を持ちそうな単元はないかどうか確認することができ、もしそれが見つかれば春休みのうちに手を打っておくことができます。
算数は特に、今の学年で習ったことを基にして、さらに高度な内容へと積み重なるように学習が進んでいくので、よくわからない単元をそのままにしておくと、次学年以降ますますわからなくなってしまう心配があります。
授業の進み方が思わしくない場合など、後半の重要な単元をサラッと駆け足で流されてしまうこともあります。一年間に習ったことを、一通り確認してみることは大切だと思います。
主要教科は総復習しておきたい
特に、国語と算数を重点的に復習するのがいいと思いますが、今回息子が、総復習問題集に取り組む様子を見て、やっぱり、理科や社会もやっておいた方がいいみたいだなと感じました。
理科や社会の授業は、校外学習や観察など、楽しい内容のものが多く、なんだかおもしろいことをやった気がする、という印象だけは強くても、覚えるべきことがちゃんと整理されて頭に入っているとは限りません。
3年生の息子も、こんな問題が、あやふやになっていました。
- 影が伸びている方向を手掛かりに、方位を考える問題。
- 昆虫の体のつくりで、6本の脚はどこから出ているかを図に描く問題。
一度授業でやっただけでは、忘れてしまいます。日頃から自主学習ノートで、社会や理科で習ったことについて、さらに詳しく調べたり、まとめたりする学習を取り入れるほか、学年の総復習問題集も、やはりやっておいた方がいいようだなと思いました。
国語については、
- 短い
- 表す
の送り仮名のつけ方が、あやふやになっていました。また、
- 勝
という字の右側が、横線が3本になっていたり、突き出るところが出なかったりと、今年何回か間違えています。
算数では、かけ算の筆算のミスが比較的多かったです。
こういった苦手なところを確認できました。
うちの子供の取り組みの様子
「Z会小学生わくわくワーク・総復習編」への、子供の取り組みの様子を書いておきます。
学校の宿題以外にこれを1回分(見開き1枚ぶん)やるのに、時間がかかりすぎて大変ということも、簡単すぎるということもなく、ちょうどよかったと思います。
子供も(あまり勉強好きな子ではないのですが)嫌がらずにやっていました。難しすぎて、子供が自分からは決してやりたがらないとか、親が頑張って解説しないといけないなどということはありませんでした。
一回分やり終えるごとに貼るシールも、励みになっていたようです。もう3年生だし、今さらシールのご褒美が効くとは思わなかったのですが、毎回欠かさず貼って喜んでいましたね。
自分で解いて、自分で答え合わせをしたものを、親に見せに来るという、いい形ができてきました。
自分で答え合わせを、厳しくできるかという点に、お子さんの性格が表れるのではないでしょうか。うちのは甘くつけたがるので、チェックと声掛けがまだ必要です。
間違えた問題に自分でちゃんと×をつけられた時には、ちょっと大げさに褒めたりしています。「自分に厳しいってカッコいいよね」なんて。
テストで学年の総まとめを完成
問題集を解き終えた後、4教科分のテストに取り組みました。
これも、難問や見たことがないような問題はなく、学校のテストやCRTのような難易度だと思います。
間違えた問題は、解説を読んでしっかり復習し、自主学習ノート等に書きだして後でもう一度やってみることが大事ですね。
総まとめ問題集を1冊やり終えたことで、「ちゃんと一年分の復習ができた」という安心感をもって、4年生に進むことができそうです。