子供の作品やノートは処分?取っておく?
終業式が近づくと、子供が学校からたくさんの荷物や作品を持ち帰るようになります。
絵、作文、書道作品、工作…
学校や家で、子どもが一生懸命書いたノートもたくさんあります。
子供ががんばって取り組んだ作品やノートを、ずっと取っておきたいのはやまやまですが、置き場所の関係で、特に残したいものだけを選別しなければなりません。
子供と一緒に、残すもの、捨てるものを決めていきますが、これがなかなか大変。
来年度に気持ちを切り替えるためにも、春休みの早いうちに、がんばってやってしまいましょう。
この記事では、子供が学校で作った作品や、一年間に使ったノート、教材について、処分と保管のうちのルールを書いてみたいと思います。
教科書
私は全部取っておきます。
これはサイト制作の参考資料として使うためです。そうでなくても、何か取っておくとしたら教科書がいいんじゃないかなと思います。
国語と算数だけでも。もし1冊だけ取っておくとしたら、国語がいいんじゃないでしょうか。
昔教科書で読んだ詩や物語を、今どこかで目にすると、本当になつかしいですよね。子供の頃自分がいた教室の空気や、気持ちを、思い出させてくれるものだと思います。
プリントやテスト
処分します。
100点のテストを何枚か写真に撮って、うちはEvernoteに保存しています。
(Evernoteは、スマホやパソコンでメモ、写真、ブックマークなどを保存し、整理しておけるソフトウェアです。日記やスケジュール帳、アルバム等、いろんな使い方ができます。有料版もありますが、無料でも使えます。私は無料のを使っています)
宿題のプリント、学校でやったプリント、家庭学習でやったプリント…以前はファイルに綴じて保管しようとしていたのですが、なにしろ量がものすごく多いんです。
そして見直すことは…ありません。
学級だよりなどは、もらった時に、写真に撮ってEvernoteに保存していますので、現物は処分します。
ドリル、問題集
これは私が参考資料として使いそうなものは取っておきます。
その他は処分、処分。
ノート類
これはお子さんの意見も聞いて決めると良いのではないでしょうか。
なんとなく、取っておきたくなるものですが、見直すかといったら、見直しません。
一年間に10冊以上はノートを使いますから、取っておくとしたらかさばりますが、捨てられないという方は多いかもしれませんね。
うちは、きれいな字でがんばって書いたページや、ハナマルをもらったページなど、後で見直した時にいい気分になれそうなページだけ、写真に撮って残し、あとは処分することにしました。
例外は、1年生の時のノートです。これは、取っておいてよかったなと思います。ひらがな、漢字、1けたのたし算、ひき算、そして「せんせいあのね」の作文ノート。
これは後で見ると、本当にがんばって、がんばって勉強しているという感じで、かわいいので、取っておいてもいいと思います。
うちは今年は、家庭学習ノートだけを残します。他は、おもしろいページは写真を撮ってから、処分します。
作文
作文で、がんばって書いた跡が見えるもの、今の子供の気もちがよく表れていると思えるものは、取っておくことにしました。
内容が優れているものだけではなく、後で見て笑えそうなものも残します。
処分するか、取っておくか迷うものは、写真を撮ってEvernoteに保存しておきます。写真が残っているものを後で見て「現物を取っておけばよかった」と思えるものって、たぶんないです。
新聞
今の小学校は全体的にそうなのか、うちの子の学校だけなのかわかりませんが「新聞を書く」という課題がよく出ます。
3年生頃から始まって、4年生の今年は5枚くらい、学校の授業や宿題として新聞を書いていました。
環境や職業、地域のことなどをテーマに、図書室や学校のパソコンルームで調べものをして、記事を書き、イラストなども入れて新聞を書きます。
むずかしい課題だと思うんですが、4年生ともなると、すごく立派な新聞を書くお子さんもいます。
文字だけの「作文」よりも、イラストやクイズ、ランキング記事などの工夫がこらされた新聞は、後で見た時におもしろいかもしれません。
うちは写真を撮って保存しました。
特によく書けているものは現物を取っておいてもいいかもしれませんね。
工作など
一番保管に困るのがこれですよね。
そして子供がなぜか処分に抵抗を示すのが工作などの立体的な作品だったりもします。置き場所を決めてしばらく飾っておき、新しい作品が来て置ききれなくなったら、写真を撮って保存しておくとともに、現物は箱にしまい、その箱もいっぱいになったら、順次処分するという感じです。
一度箱に入ったものを、わざわざ開けて出し、また観賞するということは、ないです。
あの作品どうした?と思い出すこと自体が、まずないです。あるとしても、写真を見て「現物を取っておいてほしかった」と言われることはないと思い、こういう方法を取ることにしました。
これも特にがんばって作った、思い入れのある作品であれば、特に置き場所を確保して、ホコリをかぶらずに保存しておける方法を考えるかもしれませんが。
写真を撮って整理しておけば、成長の証として見る分には十分ではないかと思っています。
絵など
子供が気に入っている作品は、しばらく家の壁に貼っておきます。新しい作品が来たら、前のは写真を撮ってEvernoteに保存し、現物はサヨナラ。
賞を取ったとか、思い入れのある作品ならば、保管方法を考えるかもしれませんが、そこまでのものはうちにはないですね。
通信教育や市販の教材など
メインテキストは残し、計算や漢字などのドリル類は処分します。
うちは私が資料として使うから多めに残しますが、処分してしまってもいいかもしれません。なんだか処分するのはもったいないんですが、後でまた使う日が来るかというと…
ないです。うちの場合。
また見ることもあるかもしれないと思い、幼児期に買った英語の教材など、取ってありますが、今後見ることはないでしょうね。
処分してもいいんじゃないかなと思います。きれいにセットで揃っているなら、人にあげたり、英語教材などであれば、売れるものもあるかもしれません。
残すことにしたもの
今年残すことにしたのは、2分の1成人式の際に学校の先生が作ってくださった文集、夏休みに書いた読書感想文、そしてこの前ブンブンどりむの課題で書いた、自分史も残します。
インフルエンザで休んだ時に、先生が子供に書いてくださったお手紙も残します。
そしてブンブンどりむの毎月の課題も、全部綴じて残すことにしました。一年間に、いろんなテーマで子どもが書いた文章をまとめて保管できるので、記録としてちょうどいいと思ったんです。
あとは、習い事で大会に出た時のプログラムなど。
クラス写真も入れておきましょうか。
透明の箱にラベルを貼って。
ここに、1年間の思い出、がんばりのエッセンスがぎゅっと詰まっています。
以前100円ショップで買って一時期何かに使っていた箱です。去年までのは適当な空き箱に入れていましたが、透明で中身が見えるのがいいかも。
この箱を買い足して統一しようかなと思っています。
何でも取っておきたい気持ちもわかる
知り合いに、子供のものをとにかく何でも取っておきたいという人がいます。子供さんが大学生になった今では、部屋一つが「子供の思い出の部屋」になっているそうです。置き場所があり、取っておく手間を惜しまない、という方なら、それもアリだとは思います。
うちも、一人っ子ですし、赤ちゃんの頃から何でも取っておきたいと思ってしまう方でした。でも、増え続けるものをきれいに保管しておくことには、場所と時間と労力が必要だということがわかり、自分にはそれはできないと判断しました。
どうしてもこれは、という少ないものだけを、大事に取っておくことにしました。
あんなに、ずっと取っておきたい、毎日でも見ていたいと思ったものを、実際後で見直したいと思うことはあまりないということに気づいたからでもあります。
もしも、あの時のあれを、取っておけばよかった、と思うことが将来あるとしても……
「捨ててしまったものはしょうがない」
そうあきらめることにします。
持ち物を整理して新学期を
やりたいこと、持っていたいものはたくさんありますが、整理するのにこんなに時間がかかるということは忘れがちです。
いつもこの言葉を書いている気がしますが、今の小学生は本当に忙しいです。
必要なものを選び、大事なことに時間と気持ちを費やす工夫をしていきたいですね。
さて、新しい年度が始まります。
前の年の教科書と、4月に新しく来る教科書がゴチャゴチャになって棚に並んでいる、ということがないよう、持ち物をスッキリ整理して、新学期を迎えましょう!
なんて言ってるうちもまだまだ終わっていませんが、プリントやドリル、パンフレットなど、紙類の多さに閉口しています。捨てる紙をなんとか減らせないものでしょうか…
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません