マインクラフトでプログラミング!小学生が楽しんでます

2018年12月8日

以前、マインクラフトでプログラミングの体験ができるサイトをご紹介しました。

おかげさまで、多くの方に読んでいただいている人気記事となっています。

マインクラフトでプログラミングを無料で学ぼう

やっぱりマインクラフトは小学生とその親御さんたちに人気が高いんだなと思っています。

上の記事では、マインクラフトでプログラミングの体験ができる本もご紹介しました。

マインクラフトのプログラミング本はたくさん出ていますが、その中でも、Python(パイソン)というプログラミング言語を学べるこちら…

Maincraftで楽しく学べるPythonプログラミング なか見!検索あり
(紙の本は2018/3/5現在売り切れになっているようです。Kindle版はすぐに読めます。)

この本を購入して、子供がよく遊んで(学んで)います。今日はこの本の感想や、マインクラフトでプログラミングを楽しく学ぶ方法について書いてみたいと思います。

子供向けのプログラミング

小学校低学年から始められるプログラミングとして、Scratchがよく紹介されています。

小学生向けのプログラミング講座も、Scratchを使用するものが多いです。

Scratch

このように、ブロックに命令文の要素が書かれていて、これを組み合わせてプログラミングしていく、というものです。

キーボードでコードを打ち込まなくても、ドラッグアンドドロップでブロックを組み合わせていくだけでいい、ということで、キーボード入力をまだ覚えていないお子さんでもプログラミングの体験をすることができるんです。

プログラミングのコードは、たった1文字、一つの記号を入力ミスしただけでも、正しく動作しません。

たとえひととおり、キーボードの入力は覚えたという子でも、暗号のような、記号とアルファベットの組み合わせであるプログラミング言語を、ひとつも間違えずに入力するというのは難しいものです。

プログラムが意図したように動かない時、入力ミスのせいなのか、文法的にまちがっているのか、チェックと修正にばかり時間がかかる、ということになりかねません。

Scratchのような、要素がブロックに書かれていて、組み立てるだけのものなら、入力ミスのチェックと修正に時間を取られることが最小限となり、プログラミングに集中できるでしょう。

ミスなくキーボードで入力することは、これからいくらでも覚えることができます。まずはアイディアをプログラミングで形にすることを楽しむことから始められる、というのが、Scratchのいいところだと思います。

ただ、小学生も高学年ぐらいになると、キーボード操作も練習すればすぐに上達します。子ども向けのものではなく「コードをキーボードで入力する、本格的なプログラミングをやってみたい」と思う子も、そろそろ出てくると思われます。

そんなお子さんにおすすめなのが、マインクラフトでPythonプログラミングを体験できる、この本なんです。

Python(パイソン)とは

いろいろなプログラミング言語がある中で、比較的新しい言語であるPython(パイソン)。

シンプルで読み書きしやすく作られた言語なのだそうです。

そして、学びやすい言語でもあります。

プログラミング初心者が選ぶ言語として、いろいろなウェブサイトでおすすめされているのを読み、子供に学ばせるならPythonがいいみたいだなと思っていたんです。

Pythonをマインクラフトで学ぶ

いくらPythonが学びやすいとはいっても、小学生にはやはり難しくてとっつきにくいものだと思います。

初心者向けの書籍を見てみても、小学生が一人で読んで理解するのは難しいだろうな、と思えるものが多いです。

そんな中で、この「Maincraftで楽しく学べるPythonプログラミング」は、子供が大好きなマインクラフトの世界でPythonを体験するという内容です。

「マインクラフトを、Pythonでもっと便利に、楽しくしよう」ということです。マイクラ好きな子供なら、必ず興味を持つのではないでしょうか。

あるいは、「プログラミングでマインクラフトを改造しちゃおう」ということです。

ゲームの改造、って子供にとって相当魅惑的なものらしいですよね。

この本を入り口として、Pythonをもっと学びたいと思うようなら、たくさんあるPythonの本でステップアップしていくのもいいと思います。

この本に取り組むために必要なもの

この本を買いさえすれば、誰でもすぐにマインクラフトでプログラミングができるとかというと、そうではないんです。一応こういうものが必要になりますよ、ということを書いておきますね。

まずはパソコンが必要

マインクラフトには、ニンテンドースイッチ版、Wii U版、スマホやタブレットで遊べるPE版(ポケットエディション)など、様々な版があります。

この本では、その中のJava edition(パソコン版などともいう)でプログラミングを学びます。

パソコンで遊ぶマインクラフトには、「Java edition」のほかに「Windows10 edition」があります。Windows10 editionのマインクラフトではこの本に載っていることはできません。

Windows10のパソコンに、Java editionを入れることは可能で、実際うちのパソコンには、Windows10 editionと、Java editionの両方が入っています。

この本「Maincraftで楽しく学べるPythonプログラミングマインクラフト」では、Java editionに、modを入れて、Pythonプログラミングをします。

modとは
ゲームの機能を拡張するために入れる改造データ。マインクラフトは、画面表示を変える、アイテムを追加するなど、いろいろな目的のmodが作られ、配布されている。公式のアドオンではなく、リスクもあるので、利用は自己責任で。

マイクラのWindows10 editionでプログラミングを学ぶ方法もあります。それはまた別の機会にご紹介できたらと思っています。

マインクラフトJava editionにmodを入れて動作するパソコンが必要

  • 「Forge(フォージ)」という、様々なmodを入れるための前提mod
  • Pythonプログラミングをするための「Raspberry Jam mod(ラズベリージャムモッド)」

これをパソコンにインストールし、マインクラフトで使えるように設定する必要があります。

マインクラフトにmodを入れて遊ぶには、ある程度のパソコンスペックが必要です。

私の家にある、6年くらい前に買ったスペックの低いパソコンは、マインクラフトを遊ぶこと自体はできます。

でも、以前Forgeを入れてみたときには、起動するだけで5分くらいかかり、とてもじゃないですが、遊べる状態ではありませんでした。

2018年10月18日追記

マインクラフトでプログラミング学習をするのにおすすめのパソコンについての記事を書きました。というか私が今使っているパソコンが値段の割になかなかいいので、それを紹介してます(^-^;

パソコンを小学生に購入するなら。安い機種でもプログラミング学習はできる?

よろしければ、こちらの記事もお読みくださいね。

ある程度キーボード操作を身につけておきたい

また、キーボード操作をある程度身につけてから、この本に取り組んだ方がいいと思います。

アルファベットを、そんなに速くなくてもいいので、正しい指使いで入力できるようになってから、この本を開始することをおすすめします。

キーボード操作は、最初に正しい指使いで覚えた方が後々ラクだと思います。1本指ではなく、両手で、5本の指を正しく使って入力する練習を最初からやった方がいいです。

うちの子は無料でタイピングの練習をできるこちらのサイトを利用しています。

イータイピング

高学年でローマ字やアルファベットの読み書きができる子なら、一日10分×週3日の練習を4週間もやれば、だいぶできるようになるんじゃないでしょうか。

タイピングをまだ覚えていない段階でこの本に取り組もうとすると、一文字一文字、入力するだけで精一杯、タイプミスでプログラムがちゃんと動かないのを修正してばかりということになって、きっとあまり楽しめないと思います。

設定など親がやってあげるか手伝う必要がありそう

最初から子供一人でこの本を読み、取り組むのは難しいと思います。

いくつかのソフトウェアをパソコンにインストールして設定する必要がありますが、そこまでは親がやるか、親が詳しく教えながら子供にパソコンを操作させてやっていく必要があるでしょう。

目的のソフトウェアのダウンロードリンクと、広告リンクの区別がつきにくい英語のサイトからダウンロードする必要があるソフトもあります。また、modをインストールしようとすると、セキュリティソフトの警告が出る場合もあります。

大人が、注意するべきことなどを教えながらやっていくのがいいでしょう。

一度設定をすませてしまえば、あとは、興味のある子なら、一人で本を読んでどんどん進めていくことができると思います。

「Maincraftで楽しく学べるPythonプログラミング」の構成

Chapter1 プログラミング環境の準備

  • Python
  • マインクラフト java edition
  • Forge
  • Raspberry Jam Mod

この4つを順にパソコンにインストールし、必要な設定をします。ダウンロード、インストール、設定の方法が、Windowsパソコンの場合と、Macの場合の両方、くわしく説明されています。

Chapter 2 Pythonの基礎知識と基本文法

まずはPythonの基礎を、実際にコードを入力しながら学びます。

ここでは、まだマインクラフトはやりません。

こんな感じに、コードを入力してエンターキーを押すと、パソコンが答えを返してくることに、子供はおもしろさを感じたようです。

Chapter 3 マインクラフト+Python プログラミングの基本

いよいよ、マインクラフトの中でPythonを動かしてみます。

プログラミングの準備をし、プレイヤーの位置情報の取得の仕方、ブロックの配置と情報の取得といった、基本操作を学びます。

Chapter 4~6 いろいろなプログラム

  • くり返しを使ったプログラム
  • 条件分岐を使ったプログラム
  • 関数とクラスを使ったプログラム

これを実際にマインクラフトの中でコマンド入力し、実行させてみます。

Chapter 7~9 実践編

  • Pythonで豆腐建築をする
  • 大きな絵を描く
  • ゲーム内で動く時計を作る

学んだことをもとに、マインクラフトの世界で物づくりを楽しみます。

Chapter 10 さらにステップアップするために

この本で学んだあと、さらにPythonをどのように学んでいったらいいのか、アドバイスが書かれています。

子供はこんな感じで取り組んでいました

必要ソフトのインストールや設定も自分でやってみたいというので、横で見ていて、教えながらやらせてみました。

私はプログラミングのことはまったく詳しくないですが、本を読みながら手順通りに進めていくと、ちゃんとマインクラフトのゲーム内でPythonのコマンドを使えるように設定できました。

Pythonの基本、マインクラフトの中でPythonプログラミングの章も、ひたすら本の通りに進めていきました。

入力ミスでちゃんと動かない、ということはよくあったようですが、本のとおりにやったのに動作しない、ということはなく、初心者でも最後まで楽しくやり通すことができましたよ。

ピラミッドを作るつもりが、こんな謎の建造物ができたりもしましたが…

こういうのもまた、楽しいです。

羊毛ブロックによる描画プログラム

イラストや写真のデータをもとに羊毛ブロックで大きな絵を自動的に描くプログラムも作ってみました。

イラストACさんより…イラストレーター 普通人様 のイラストを使わせていただきました。

この絵を、マインクラフトの16色の羊毛ブロック150×150個を使って、自動で描画させます。

こんなふうに手持ちの写真や好きなイラストを、マインクラフトの世界で、羊毛ブロックを使って描くことができるんです。

こんな楽しいプログラムの作り方も、本には載っています。

小学生にマインクラフト+プログラミングがおすすめ

一通りやりましたが、子供がコードの意味を完全に理解できたわけではないと思います。

それでも、一通りやり通すことで、多くのことを吸収し、「もっとわかるようになりたい」「いろんなものを作ってみたい」という気持ちになったことは大きな成果です。

ブロックを組み立ててプログラミングをするソフトではなく、コマンドをキーボードで入力するプログラミングに興味を持ち始めた高学年からのお子さんに、この「Maincraftで楽しく学べるPythonプログラミング」はおすすめです。

子供は、自分が興味を持ったゲームやパソコンに関しては、大人よりずっと覚えるのが早いです。最初のとっかかりさえ与えてあげれば、あっという間に使えるようになります。

しばらくはマインクラフト+Pythonで、いろいろ遊んでみるといいんじゃないかなと思っています。

自分で、「こんなこともプログラミングでできるかな?やってみよう」と本に載っていること以外にも、やりたいことを見つけていってくれたらおもしろいだろうなと思います。

自宅のパソコンでマインクラフトのプログラミングスクール

最後に、自宅のパソコンで、マインクラフトプログラミングを学べる数少ないスクール、D-SCHOOLオンラインのマイクラッチコースのご紹介です。

うちの子どもが受講してますが、決して「楽しい雰囲気でプログラミングを学んだ気分を味わうだけ」のプログラミング教材ではありません。プログラミングの基礎をしっかり学びながら、オリジナルのマイクラのミニゲームを作れる力がつきます。

D-SCHOOLプログラミング講座を継続受講した感想

D-SCHOOLマインクラフトコース内容と難易度のまとめ

マイクラッチコースには、低学年の方向けのジュニアコースもあります。

クリスマスプレゼントにマインクラフトのプログラミング学習をスタート、なんていうのもいいんじゃないでしょうか。




D-SCHOOLオンライン