小学生の宿題-どんなのが出てる?親の関わり方は?
小学生の学校の宿題は、どんなものが出ているのでしょうか。
計算のプリント、漢字のプリント、副教材のドリルやワーク、日記や作文、そして自主学習…
子供の宿題をみてあげるのって大変…と思っている親御さんも多いのではないでしょうか。
- どんな宿題が出ていますか?
- 宿題にかかる時間はどれぐらい?
- 親はどのようにかかわっているの?
- 宿題をみてあげる時に苦労していることは?
こういったことを、小学生のお子さんがいる親御さんに聞いて記事にまとめてみました。
どんな宿題が出ていますか?
小学校の宿題は、どんな内容で、どれぐらいの時間がかかるのかを聞いてみました。
プリント、音読、自主勉強など、いろいろな宿題に取り組んでいるようです。
学年:小学校1年生
とにかく机に向かわせるまでが大変です。テレビで好きな番組があると、絶対にテレビの前から離れません。宿題は漢字ドリルか計算ドリルの1ページ分くらいが毎日出されます。
試行錯誤の末、食事の前には済ませるようにやらせています。「終わるまでご飯はダメ」というような感じです。スムーズに行くこともありますが、わからないとぐずることも多く、四苦八苦しています。
学年:小学校2年生
小学2年生です。国語の教科書の音読を、繰り返し3回は行うように指示が出ています。それ以外には、算数と漢字のドリルがそれぞれ1ページ分出されます。
宿題にかかる時間は教科書の音読が約15分、ドリルは両方合わせて20分程度です。音読は夕食の準備をしているときに、後ろに立たせて読ませています。その時はゆっくりでも良いので、はっきりと声を出すようにと教えています。
学年:小学校2年生
小学2年生の子どもです。学校から帰ってきてから、漢字のドリルや算数ドリル、音読などをやっています。大体30分くらいで終わる量です。
学校の宿題はあまり多いとは思いませんが、これくらいの年齢の時は勉強に時間をかけるよりも、遊びやお手伝いなどに時間を使いたいのでいいと思います。
学年:小学校3年生
宿題に毎日家庭学習をノート2ページ分、そしてプリントが1~2枚ほど出ています。
学童に通っているので、学童で宿題をしてくることもありますが、最近はさぼっているのか宿題をせずに帰宅することが増えました。また、学習というよりページを埋めるだけの作業をしている日もあり、悩ましいところです。
学年:小学校4年生
教科書の音読、算数や漢字のプリント、そして土日は自主勉強として専用のノートに自分で考えた勉強をするという宿題が出ます。
自主勉強は2ページ以上となっていて、学校で習っていることだけではなく、自分で調べたことを図をかいてまとめたりして、工夫して勉強するように言われています。中には1回に10ページぐらい自主勉強をやってくる子もいるそうです。
学年:小学校4年生
小学4年生の女の子です。毎日プリント1枚程度の宿題が出されます。宿題が終わらなければ遊びに行ってはいけないきまりにしていて、学校から帰ってきたらまずは宿題をする習慣になっています。大体30分以内に終わりますが、どうしてもわからない場合には一旦保留にし、後で一緒に問題を解くこともあります。
小学校5年生
今年は自主学習ノートの宿題が出ています。最初は何の勉強をしたらいいか決めるまでが大変でした。毎日続けるうちに、見やすくノートを書く力がついてきたように思います。自分の苦手なことやのばしたいところを選んで勉強できて効率的だと思います。
学年:小学校6年生
4教科全てで宿題が出ています。国語は主に漢字、理科と社会は用語の勉強が多くなっています。算数は6年生の復習プリントと中学の数学を先取りしたような計算問題です。毎日やったことをチェックして書き込む用紙もあるのですが、勉強が好きではないので、ちゃんとやっているか親がチェックしてあげる必要があります。この春から中学校に進んだら学校の勉強について行けるのかどうか不安です。
学年:小学校6年生
現在息子は6年生ですが、振り返ってみると1年生の時の宿題が一番大変だったと感じています。
特に思い出深い宿題はひらがなの練習でした。10マスのノートに、指定されたひらがなを一画目は赤、二画目は青という具合に画数ごとに色を使い分けるのです。「あ」の場合は3色の色鉛筆を使い分け書かなくてはなりませんでした。一画ごとに色鉛筆を持ち替えて書く作業は時間が掛かり、一年生には(そうでなくても)かなりの根気が必要でした。
泣きながら書き取りすることも多かったですが、おかげで正しい書き順は身についたようです。
子供の宿題への親のかかわりや工夫
親御さんが、小学生のお子さんの宿題をみてあげるとき、どんな工夫をしているのか聞いてみました。
まとめ
この記事では、小学生がどんな宿題に取り組んでいるのか、親御さんから聞いた話をまとめてみました。
勉強しやすい環境づくりや声がけをしたり、勉強をみてあげたり…ご家庭それぞれに、工夫や苦労をしていることがうかがえました。
私の子供が小学生だったころには、計算や漢字のプリント、副教材のドリル、九九の100マス計算などの宿題が出ていたことを思い出します。
自主学習の宿題が出た学年もありました。最初のうちは大変でしたが、続けたおかげで、自分で何を勉強するか考える力や、ノートをまとめる力がついたと思います。
自主学習ノートは、今でもとってあります。「あの頃はこんな字を書いていたんだな」「小数の割り算の筆算に苦労していたな」など、パラパラめくると当時のことが思い出されるいい記録になっています。
リビングのテーブルで、よく一緒に勉強をしていましたね。宿題をみてあげる時間は、親子のコミュニケーションの時間でもありました。
勉強はいやなものではなく、温かい思い出があるうれしいもの、と思ってもらえたらいいですね。それは親子にとって、一生の財産になるはずです。
お知らせ
家庭学習レシピでは、小学生の宿題や家庭学習について、親御さんの感想や体験談を募集しています。
「ちょっと変わった宿題が出ました」
「子供の家庭学習に苦労した思い出」
「宿題をみてあげるのにこんな工夫をしました」
などなど、情報をお寄せください。
・お子さんの学年
・お子さんの性別
・体験談や情報の内容
・記事の中で紹介してもいいかどうか
以上のことを書いて、メッセージでお送りください。よろしくお願いいたします。