夏休みの宿題や自由研究の参考になりそうな本
小学校4年生の子供の、夏休みの宿題をチェックしています。
夏のドリルなどはまだいいのですが、ちょっと大変な宿題といえば、自由研究、作文系、絵画や工作系ですよね。こういうのを自分でサクサクと計画や準備からやっていくお子さんもいるんでしょうね。うちはまだまだ、親のテコ入れなしでは始まらず、進みません。
3年生だった去年は、自由研究としてボリュームのあるレポートや作品をまとめよう、という宿題はなく、「自主学習ノートを何ページ以上やること。その中で自由研究的なことにも挑戦しましょう」といった感じで、宿題が出ていました。その他に夏のドリル、植物の観察日記、絵日記など。それに国語か図工のコンクール出品用の作品を何か1つ、といったところでした。
そういう宿題が出ている小学生が多いんじゃないかと想像していますが、どうでしょう。
4年生の夏休みの宿題
そして今年もそういった、「自主学習ノートに自由研究的な内容も含める」という宿題が出ると予想していたのですが、出ませんでした。まさかの、自主学習ノートなしの、夏休みの宿題ラインナップですよ。
- 夏のドリル1冊
- 計算プリント5枚
- 漢字の書き取りをノートに10ページ以上
- コンクールに出品用の絵1枚
- その他にもう1つコンクール出品用の絵か作文か書道
- 読書カード
自主学習と言われても何をやらせたらいいのかわからないので、やることを決めて宿題を出してほしい、という要望が、保護者からあったのかもしれません。懇談会でそんな意見も出ていたので。
親も子も、秋田県を見習うことはなかなか難しいようです…
上の「計算プリント」「漢字の書き取り」が自主学習ノートの代わりに入れられたのでは。なんて想像しています。
今年は絵の宿題が1枚必須で、私としては憂鬱です。
去年は作文系の作品を1つやったら絵は描かなくてよかったのですが。私としては、子供に読書感想文を書かせるより、絵を描かせる方がずっと大変。子供が絵を描く際のアドバイスの仕方を、だれか教えてーという気持ちです。
宿題以外の学習は
うちは、以前の記事に書いたように、学校の宿題以外にはブンブンどりむで作文の勉強をします。
Z会のおためし教材は、今のところ、予定には入れずに、万一勉強の予定がサクサク進みすぎてやることがない状態になったら、入れるかもしれません。
こうして書くと多いなって思います。塾行ってるお子さんは、塾の宿題もあるわけですよね。
やっぱり、親子でしっかり宿題や、やるべきことを確認して、計画を立てた方がいいですね。遊んでばかりもいられないと、気づいてほしいものです。
学習は計画を立てて早めに
以前記事を書きましたが、夏休みの宿題は計画を立てて早めに終わらせたいですね。
ドリル、計算、漢字の宿題は、夏休み開始後1週間で終わらせるのが目標です。読書カードも、必要最低限の枚数は書いてしまって、あとは余裕があれば追加するという感じにしておきたいです。
問題は、絵と作文系の作品です。これをお盆休み前に仕上げてしまったら、スッキリするだろうなと思うのですけれどもね。絵や作文が得意な子ならいいんでしょうけど、そうじゃない子の場合、親はちょっと大変。作文や絵の宿題については、またあらためて記事を書きたいと思います。
さて、夏休みの宿題や自主学習のモチベーションを上げてくれそうな本、参考になりそうな本を、いくつかご紹介します。
福音館書店のDo!図鑑シリーズ
- 自由研究図鑑
- 自然図鑑
- 工作図鑑
- 冒険図鑑
- 生活図鑑
など
子供のために、様々なことの正しいやり方やコツを教えてくれる図鑑が、福音館書店の「Do!図鑑シリーズ」です。これ、おもしろいですよ~。大人も読んでいて飽きることがありません。イラストも味わい深くていいんです。
400ページ近い厚い本ですが、「図鑑」でイメージするようなハードカバーの大きな本ではないです。ソフトカバーで、18.8×13.2という大きさ。リュックやバッグに少し余裕があれば、キャンプや旅行に持って行くこともできると思います。
月の満ちかけ絵本
最近読んで、とてもわかりやすくていいなと思った本がこちらです。
月の形が変わることはなんとなく知っていますが、なぜ変わるのかを説明できるかどうかといったら、どうにもあやふやです。それを説明してくれるのが、この絵本です。
- 月の形が変わるわけ
- 月食や日食が起こるわけ
- 月はいつ、どこに見えるのか
こういったことを、しっかりと説明してくれる絵本です。絵本ですが、今太陽や月のことを習っている中学年から高学年の方に特におすすめです。
月は、いつ、どの方角に見えるのか。これを調べてレポートを作ってみるのもおもしろいと思います。
子供向けの新聞記事からネタ探し
子供向けの新聞記事をネットで読めるサイトから、自主学習のネタを探してみるのもいいですね。
機会があれば見て頂きたい本
いまは本屋さんで新品を購入することはできないようなのですが、私が気に入っている本を、最後にご紹介します。
たくさんのふしぎ「富士山のまりも」
出版社:福音館書店
自由研究のやり方を解説した本ではありませんが、小学校時代の自由研究が思いがけない結果につながったお話です。絵も素敵です。
自主学習、自由研究っていいなという気持ちになれる本です。
うちにあるのは、2014年2月発売の雑誌「たくさんのふしぎ」です。単行本の「たくさんのふしぎ傑作集」にはまだ入っていないようで、購入するのは難しいかもしれませんが、図書館などで見る機会があればぜひ見てみてください。
「ポプラ社の実験・観察シリーズ」
出版社:ポプラ社
ちょっと古い本で、絶版のようですが、太陽、メダカ、地層、水溶液、ものの燃え方など、ちょうど学校の理科で習うこととその発展という感じの内容です。おもしろい観察や実験の方法を、具体的に詳しく説明してあります。わかりやすく、やってみたいと思えるものがたくさんありました。
私は図書館で見つけて、おもしろいので何回も続けて借りています。見かけたら手にとってみてくださいね。