ブンブンどりむってどう?やってみた感想

2015年9月16日

今年の夏休み、「ブンブンどりむ」を、学校の宿題プラスαの家庭学習として、申し込みました。

ブンブンどりむは、小学生向けの作文の通信教育です。

2か月間のお試しキャンペーンを利用しました。毎年夏休み前のこの時期、ブンブンどりむはとっても利用しやすいお試しキャンペーンをやるんですよね。

ふだん宿題の他に作文の勉強までするのは大変そうに思えますが、夏休みなら、時間をとってじっくり学習することができます。この時期を狙って、申し込んでみましたよ。

申し込みをした後教材が届き、夏休みの間に子どもが学習しました。今年は学校の宿題で原稿用紙3枚の読書感想文も書きましたし、作文をたくさん勉強することができた夏休みでした。

決して作文を書くのが好きな子供ではなく、夏の2か月キャンペーンが終わった後も、ブンブンどりむを続けたいと言いだすことは、きっとないだろうと思っていたのです。

が、そんな息子の口から、意外すぎる言葉が……

「ブンブンどりむ続けたい。すぐに申し込んで!」

いったい、どうしちゃったの!?

そんなに作文の勉強をしたがる子供に変身してしまうなんて。母さんとまどうわ(〃∇〃)

実はこれには種あかしがあるのですが…

今日は、夏休みの2か月キャンペーンで触れたブンブンどりむの感想を、小学生の作文の家庭学習について私が考えていることをまじえながら、書いてみたいと思います。

 

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こんな学習内容でした

4年生向けの「メキメキ応用コース」を、7月と8月の2ヶ月間お試し受講しました。

ブンブンどりむでは、1か月に2回添削課題を提出します。それぞれ、こんな内容でした。

応用コース7月号

1回目が読書感想文、2回目は自分の体験を書く課題でした。

添削課題1・読書感想文

  1. 小さな課題に取り組みながら段階をふんで作品を読み込む
  2. 添削課題の下書きをする
  3. 添削課題の読書感想文を書く(300字)

このような手順で学習し、300字の読書感想文を書いて提出しました。

読書感想文って作文の中でも特に難しいものだと思います。

夏休みの宿題の中でも大変な読書感想文の書き方を教わることができるというだけでも、価値がありますよね。

これを狙って、ブンブンどりむの夏のお試しキャンペーンを利用するというのもアリかもしれません。

添削課題2・自分の体験を思い出して書く

2回目の課題では、家族についての自分の体験を思い出してくわしく書くことに取り組みました。

これも、読書感想文を書くための勉強に通じると思います。

付録・読書感想文らくらくブック

自分で選んだ本を読み、質問に答えて書いていくだけで、読書感想文の骨組みができるというもの。

読書感想文作りをサポートしてくれる、こういった付録もうれしいですよね。

応用コース8月号

1回目が詩、2回目が物語を作って書く課題でした。

こういうのは、好きで自分から書く子は別ですが、自分から興味を持たない子に書かせるのはとても難しいですよね。

そんな子供でも、添削課題の課題だからと、抵抗なく取り組んでいました。

ちょうど夏休み後に、学校の国語の授業で詩を書いたそうですが、その時先生からとてもほめられたと、子供が喜んでいました。

作文でほめられることはめったにない子なので、特にうれしかったようです。

作文添削

添削課題を提出すると、毎回このようにびっしりアドバイスが書かれて戻ってきます。

アドバイスの内容は…

    • 作文を書いて提出できたことをほめてくれる。
    • テーマに合った内容の作文が書けていたらそのことをほめてくれる。
    • 表現や内容を工夫できていたら、そのことをほめてくれる。

どんなことを書いたら作文がもっと良くなるかを考えるためのヒントをくれる。

とにかく、どんな作文にも「いいところ」を見つけてほめてくださるんです。

そして、「こう書いてください」と指示するのではなく、作文をよくするためにどんな考え方をしたらいいのか質問形式でヒントをくれるのがありがたいなと思いました。

子供と親の感想-継続するかどうか

夏休みの間だけ、と思っていて、特に子供に継続受講を勧めたりはしていなかったのです。

ところが、この記事のはじめの方にも書いたように、夏休み後半のある日、息子がこんなことを言うではありませんか。

「ブンブンどりむ続けたい。すぐに申し込んで!」

これには種明かしがあって、キャンペーン後に継続受講の申し込みをすると、500円分の図書カードをもらえるんです。その図書カードがあれば「欲しかったあのマンガが買える…」と思った息子氏なのでした。

思いっきり、おまけにつられている…

本当にそれでいいのか( ̄∇ ̄;)

でも、教材が届けば、テキストは読まずにいられなくなるような漫画形式ですし、添削課題での赤ペンコーチとのやり取りも、楽しみになってきているようです。

受講していれば、そういったお楽しみにつられて、なんだかんだいって作文の勉強をするだろうと思えます。

学校の宿題以外に塾も通信教育も何もやっていない今のうちの子供。

何か1つプラスするなら「作文」とずっと思ってきました。

子供本人が続けたいというなら、ブンブンどりむを継続受講に、親としては大賛成なのでした。

作文の力をつけるための教材はどれも、即効性があるというよりも、長くコツコツ続けることでしだいに力がついていくのだろうと思います。

ブンブンどりむの資料でも、作文の力がついてきたと実感できたのは3か月以上教材で勉強を続けた頃からというアンケート結果を読みました。

お試し教材で、せっかく子供がこれなら作文の勉強してもいい、という気になってくれたのですから、続けさせてやりたいと思いました。

ブンブンどりむ受講で期待するもの

小学生の子供にブンブンどりむ受講させるにあたり、こんなことを期待しています。

色々な形式の文章を書く機会を与えてくれる

一口に作文といっても、いろいろあります。

説明文、物語、詩、手紙などいろいろな形式の文章を、長期間受講することで1つ1つ学んでいくことができます。

家で作文の勉強をするというと、日記を書くことを思いつきますが、物語や詩、説明文などを書く機会を、家庭で作るのは難しいものです。

4年生の男子に「さあ詩を書いてみよう」なんて母親が言ったって、おそらく抵抗があると思うんですよね。

様々なジャンルの文章を書く課題を与えてくれて、ともかく書いてみようという気持ちにさせてくれるのが、通信教育ではないかと思います。

添削に期待

お試し期間に4回の添削を受けました。赤ペンコーチからびっしりとアドバイスを書いてもらえていたようです。

やる気のあるお子さんなら、アドバイスをもとにもう一度課題の作文を書いてみると、力がつくのではないでしょうか。うちの子はサラッと読むだけですが…

少なくとも、親が陥りがちな、アドバイスしようとして余計なことを言ってしまい、やる気を削ぐ、という心配はないわけです。

作文を、親が教えるのは、本当に難しいと思います。何か1つ通信教育をプラスするなら「作文」と思う理由は、そこにあります。

他の教科なら、市販の問題集をやらせて親がアドバイスすることもできると思います。

でも作文だけはアドバイスをするのが、親だからこそ難しい

それに子供の側からしてみると、親が読むと思うと、恥ずかしくて素直に書けないという思いが、きっとあります。

学年があがるにつれて、ますます難しくなっていくのではないでしょうか。

まとめ

というわけで、我が家では、作文の通信教育「ブンブンどりむ」の継続受講を申し込みました。

  • 作文の学習は勉強の中でも特に大事だと思っていること。
  • 算数や、国語でも読解問題なら、親が教えることも可能だけれど、作文は親が教えるのが難しいこと。

この2つが、家庭学習にプラスするものとして作文の通信教育を選んだ理由です。

今のところ、あまり作文が得意ではないうちの子供ですが、これから文章を書くことに慣れていってほしいなと思っています。

ブンブンどりむが気になった方は、公式サイトをチェックしてみてくださいね。

 

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作文の通信教育について、さらに詳しくまとめています。

高学年になって、ブンブンどりむから他の通信教育に変更しようとしたとき、うちの子の意外すぎる反応とは

*この記事は2015年9月16日に投稿しました。その後内容を見直し、改稿しています。最終更新日は2020年5月11日です。