2016年度から英検はどう変わるの?

2018年3月27日

2016年度から、英検が変わります。これから子供に英検を受けさせようと思っているので、どこがどう変わるのか、チェックしてみました。

小学生が英検を受検しようとする場合、変更に合わせてどんな準備をしていったらいいのかも考えてみたいと思います。

 

4級・5級にスピーキングテスト追加

まず、これが大きな変化です。

4級、5級は、これまで「リスニング」「リーディング」の2技能だけのテストが行われてきました。

2016年度から、英検4級・5級には「スピーキング」のテストが追加されます。

英検のサイトでサンプル問題を見ると、絵と英文を見て、

  • 黙読する
  • 音読する
  • 質問に英語で答える

という問題のようです。

英検4級・5級の受験の流れを見てみましょう。

1次試験

これまでの英検と同様、試験会場で「リスニング」「リーディング」のテストを受けます。

これに合格すると、これまで同様「英検4級(または5級)合格」と認定されます。

スピーキングテスト

4級・5級受験者は、1年間の間に1回、スピーキングテストを受けることができます。

スピーキングテストを受けられる期間は、他の級の2次試験の日から1年間です。

他の級の二次試験は、一次試験合格者と一次試験免除の人だけが受けることができますが、4級・5級のスピーキングテストは、受験者全員が受けることができます。

自宅のパソコンやタブレットなどで受験することができます。塾、学校などで英検を受ける場合は、いつ、どこでスピーキングテストを受けるのか、自宅でもできるのかどうかなど、確認して下さい。

受験者の音声をパソコンやタブレットで録音したものをもとに、合否が判定されます。

これに合格すると「英検4級(または5級)スピーキングテスト合格」と認定されます。

つまり合格が2種類ある

  • 1次試験(リーディングとリスニング)の合格
  • スピーキングテストの合格

英検の4級と5級は、この2種類の「合格」がある、ということになります。

1次試験合格者は、スピーキングテスト不合格でも、またはスピーキングテストを受けなくても、4級(または5級)合格と言うことができます。その逆に、1次試験は不合格でも、スピーキングテストは合格、ということもあり得ます。

3級以上は、1次試験合格者または1次試験免除者だけが2次試験(面接によるスピーキングのテスト)を受けることができるので、これまで同様、英検合格者といったら1次試験合格を経て2次試験も合格した人を指します。

2級にライティングテスト追加

2級にライティング(英作文)のテストが追加されます。1級、準1級、2級は、4技能のテストになります。

英検の4技能

  • リーディング(英文を読む)
  • リスニング(英語の音声を聞きとる)
  • ライティング(英語で文章を書く)
  • スピーキング(英語で会話をする)

2016年度からの英検

  • 1級・準1級・2級
    • 1次試験(リーディング、リスニング、ライティング)
    • 2次試験(面接によるスピーキング)
  • 準2級・3級
    • 1次試験(リーディング、リスニング)
    • 2次試験(面接によるスピーキング)

    ※近年中にライティングテストを追加し、4技能のテストになる予定。

  • 4級・5級
    • 1次試験(リーディング、リスニング)
    • スピーキングテスト

変更にともない検定料が変わる

4・5級はスピーキングテストが追加されるため、2級はライティングテストが追加されるために、2015年度よりも検定料が高くなります。

※2016年3/14に調べた2016年度の検定料を参考までに書いておきます。検定料は英検のサイトでご確認下さい。

公式サイト 日本英語検定協会

本会場の検定料-2016年度

  • 1級:8,400円
  • 準1級:6,900円
  • 2級:5,800円
  • 準2級:4,500円
  • 3級:3,200円
  • 4級:2,600円
  • 5級:2,500円

準会場実施の検定料-2016年度

  • 1級・準1級は準会場では実施なし
  • 2級:5,400円
  • 準2級:4,100円
  • 3級:2,800円
  • 4級:2,100円
  • 5級:2,000円

CSEスコアがわかるようになる

その他に変わることとして、英検を受検した後にもらえる成績表に、英検CSEスコアが表示されるようになります。

語学のコミュニケーションレベルを表す国際標準規格CEFRに対応した、英語の能力を表す国際的な尺度のことだそうです。

これによって、合格、不合格だけではなく、客観的な基準で英語学習の到達度がわかるようになります。

2016年度英検のスケジュール

2016年度第1回検定

  • 申込み受付期間:3/18~5/20(書店での申し込みは5/18締切)
  • 一次試験の会場と日程
    • 本会場:6/12(日)
    • 準会場:6/11(土)、6/12(日)
    • 中学校・高校会場:6/10(金)の場合もあり。
  • 二次試験の日程:7/10(日)

2016年度第2回検定

  • 申込み受付期間:8/1~9/16(書店での申し込みは9/14締切)
  • 一次試験の会場と日程
    • 本会場:10/9(日)
    • 準会場:10/8(土)、10/9(日)
    • 中学校・高校会場:10/7(金)の場合もあり
  • 二次試験の日程:11/6(日)

2016年度第3回検定

  • 申込み受付期間:11/29~12/20(書店での申し込みは12/16締切)
  • 一次試験の会場と日程
    • 本会場:2017年1/22(日)
    • 準会場:2017年1/21(土)、1/22(日)
    • 中学校・高校会場:1/20(金)の場合もあり
  • 二次試験の日程:2017年2/19(日)

英検受験のための準備はどうしたらいいか

この変更に合わせて、小学生が英検を受験するための準備はどう変わるでしょうか。

4級・5級のスピーキングテストは、今のところ、1次試験とは合否判定が分かれたテストです。

3級以上ではスピーキングの面接試験がありますが、4級・5級を受けている間はまだスピーキングの学習はしなくてもいいということではなく、話す練習も当然やっていった方がいいということですね。

合否判定は別に行われるからといって、スピーキングテストは捨ててしまうのではなく、5級、4級もスピーキングテストでも合格を目指して学習をしていくことで、3級以上にもスムーズに進めると思います。

3級ぐらいまでなら、そこまで高度な英会話力を求められるわけではないようです。

リスニング、ライティングの学習に加えて、

  • 英語の音声を聞いてリピートする。
  • 音読をする。
  • 簡単な会話をする。

こんな学習を取り入れていけば良いのではないでしょうか。

教材や学習方法を選ぶ際には、こういった学習ができるかどうかも考慮したいところです。

さて、以前から書いているように、うちの子供は2016年度第一回から、英検を5級から受験していこうということで勉強をしています。

小学生の間に何級合格!という結果よりも、将来ずっと英語を学んでいくための、土台づくりができればいいなぁと。

将来本当に使える英語力を高めていくような、価値のある英語学習方法を、これからも探していきたいと思います。


 

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Posted by shino