コンパスで模様をかく自主学習

2015年1月19日

小学校の算数に、円や球についての単元があります。その中で、コンパスの使い方を学びます。

初めてコンパスを使うお子さんにとって、コンパスできれいな円を描くのは、案外難しいみたいです。

  1. 定規にコンパスを当てて、コンパスの開き具合を調整する。
    この時、円の半径の寸法に合わせるのが正しいですが、直径の寸法に合わせてしまう間違いが多いです。
  2. 円の中心となるところへ針を刺す。
    この時も、最初は円を描く軌跡を予想できなくて、描いてみたら問題文の文字に円が重なってしまったり、解答用紙の枠からはみ出したりすることがあります。
  3. 針が動かないように、コンパスの軸を回して円を描く。
    針の位置がずれてしまったり、線を描く鉛筆やコンパスの芯が紙から浮いてしまって線が途切れたりという失敗はよくあります。

特に、大きな円、小さい円を描くことは、大人でも難しいものです。すばやく上手に描けるようになるには、繰り返し練習することが必要です。

学校のテストにも、コンパスで円を描いたり、コンパスを使って線の長さを比べたりする問題が出まることがあります。いろんな大きさの円を、コンパスを使って描く練習を、自主勉強ノートでやっておきましょう。

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自主勉強ノートでコンパスの使い方を練習

自主勉強ノートに、今回はこのような内容の学習をします。

  1. コンパスで色々な模様を描こう。

このノート作りは、お子さんにとっては、きっととても楽しめるものとなるでしょう。デザイナーになった気分で、ノートいっぱいにアイディアを盛り込んでみましょう。

では、ノートの作り方を画像で具体的に説明していきます。

コンパスで模様を描いてみましょう

コンパスを使って、自主学習ノートに様々な模様を描いていきましょう。

ここで1つ、コツがあります。

普段プラスチックの下敷きを使っているお子さんが多いと思いますが、プラスチックの下敷きでは、コンパスの針がすべってしまうことがあります。

かといって下敷きなしだと、後ろのページにコンパスの穴があいてしまいますので、いつもの下敷きの代わりに、厚紙や、いらない紙を何枚か重ねたものを敷いて行うとやりやすいです。

自主勉強ノート例-コンパスで模様をかく

このままでもいいですし、時間に余裕がある時は、色を塗ってみてもいいと思います。

自主勉強ノート例-コンパスで模様をかく-着色後

模様を描くノートづくりの応用

コンパスだけではなく、定規も使って、様々な幾何学模様を描いてみるのもいいですね。同じく3年生で、国語の授業で習うローマ字と組み合わせたりして、親しい人に送るカードのデザインをするのも楽しいですね。

計算や漢字ばかりではなく、たまには気分を変えてみると、自主学習ノートづくりがお子さんにとって楽しいものになると思います。

このページの内容については、2020年度からの学習指導要領に対応していることを確認済みです。
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Posted by shino