小数を読み取る・小数の計算問題
小学校3年生の算数の授業で、小数とは何かということを学びます。
数直線やビーカーの目盛りを読む練習をしたり、整数の他に小数第一位までの数が含まれた、たし算と引き算の学習もします。
家庭学習ノート、自主学習ノートで、小数の単元の予習や復習をしてみましょう。
- 数直線を読み、小数で書き表す。
- 小数のたし算と引き算の練習。
たし算、引き算は、暗算と筆算の両方を練習します。
小数の自主学習ノート
教科書の練習問題を、そのまま写してもいいですし、少し数字を変えて問題を作るのもいいと思います。
教科書の後ろの方に、「ほじゅうの問題」「しあげの問題」などとして、復習用の練習問題が載っている場合があります。その問題を書き写して、やることにしてもいいでしょう。
お子さんが問題を解いたら、丸つけをして、コメントを書いてあげましょう。
くり上がり、くり下がりの計算は、間違えやすいので、多めに練習問題を解いておきたいですね。
間違えた問題は、すぐに解き直しをします。よく理解していないようであれば、教科書で確認をしておきます。
教科書を読み直し、例題を1つ1つやってみて、最後にもう一度、理解不足で間違えた問題をやってみるといいでしょう。
問題を自分の手で書く学習も大事にしたい
問題文や数直線、図などを書くのは、面倒くさいと思うかもしれません。
あらかじめ問題や図が印刷された算数の問題集やプリントなら、自分で書く必要がなく、たくさんの問題を解くことができます。
でも、自分の手で問題を書き、家庭学習ノートにまとめることには、答えだけを書いてたくさんの問題をこなすのとはまた違った学習効果があります。
どの問題を解くことにするか、考えて自分で決めるところから、自主学習は始まります。わかりやすくノートをまとめるためには、ゴールをイメージして計画、段取りをする力が必要です。家庭学習ノート作りを続けていると、1ページにおさめることを考えるため、要点と省略できる点を見極める力もついてきます。注意力や根気も養われるでしょう。
与えられた問題をすばやく正確に解くだけではなく、自分なりに考える力、そして人に伝える力もつくのが家庭学習ノート作りです。
最初は人のノートを真似てもいいと私は思います。真似るためにも、よく見て、注意深く書きうつすことで、気づくことがたくさんあります。そのうち、少しずつ自分で工夫する部分が出てきて、自主学習のおもしろさに気づいていくものだと思います。
問題を自分で書く学習(家庭学習ノート、自主学習ノートづくり)、問題を書かずにプリントや問題集でたくさん解く学習のどちらも、大事に取り組んでいくのがいいのではないでしょうか。