帯グラフと円グラフ
数字のデータを、表、帯グラフ、円グラフで表す自主学習ノートの例をご紹介します。数字を、全体のうちの割合で表す学習も含みます。
- 帯グラフを作ろう
- 数を割合(%)で表そう
- 割合を円グラフで表そう
ここでは、算数の勉強用に、割合の計算をしやすい数で架空の調査結果を作りました。どんなペットを飼っているかというアンケート、ゲームとテレビの時間に関するアンケート、通行人の服の色、通った車の種類などの調査結果が、帯グラフや円グラフに表しやすいデータを工夫して考えてみて下さい。
帯グラフと円グラフ
まず、問題文と、調査結果の数字を書いておきます。
帯グラフ、表、円グラフを書く準備をします。ノートの罫線をうまく利用して、目盛と数字を書いていきますが、円グラフは、手描きでは、目盛を描くのがちょっと大変だと思います。
円グラフの画像を置いておきますので、A4の紙に印刷し、切り抜いてノートに貼ってお使い下さい。
あとは数字や言葉を書き入れていきます。
割合の計算方法おさらい
割合の計算は、「人数÷合計人数」です。
例えば、この問題で習い事を4つ以上やっている子の割合を計算する方法は…
習い事を4つ以上やっている子の人数は4人、クラスの人数は全部で40人ですので、
4÷40=0.1
という計算になります。0.1%?そうではないので、注意が必要です。
0.1を%に直すには、100をかけます。
0.1×100=10
となり、10%という割合を計算で求めることができます。
円グラフにタイトルもつけましょう。何を表しているグラフか、考えて書くことも良い学習になりますね。
内容を確認して、コメントを書くと、ノートの出来上がりです。
表やグラフに慣れよう
時間のある時に、生活の中のいろいろな数字を、表やグラフで表すにはどうしたらいいか、考えてみると、とても勉強になると思います。
ここで作った帯グラフ、円グラフの他に、これまでに、棒グラフ、折れ線グラフなどを習ってきました。
- あるグラフを、他のグラフに変えて描いてみる。(棒グラフを円グラフに変えて描くなど)
- 棒グラフと折れ線グラフを、1つのグラフに重ねて書いてみる
- パソコンソフトExcelなどで、数字を入れた表を作り、いろんな形式でグラフを表示させてみる
など、グラフを色々いじってみると、案外おもしろいと感じるようになるのではないでしょうか。