公約数と公倍数の自主学習ノート例
公約数と公倍数の練習問題を解いてみましょう。分数の計算をするために必要ですので、考え方をよく理解した後は、たくさん練習をして、速く正確に答えられるようにしていきたいですね。
- 公倍数と最小公倍数を考える
- 公約数と最大公約数を考える
- 素数とは何かを確認する
公約数と公倍数の自主学習をしよう
ノートに問題を書いていきます。
1ページでたくさんの練習問題ができるよう、詰めて書いています。詰めて書く場合は、見づらくならないよう、罫線を引く、問題や答えの位置を揃えるなどの工夫が必要です。
余白をとり、問題数も増やし、2ページに分けて書いてもいいと思います。
問題を解いていきます。5年生の算数になると、見直しなしで全問正解するのは難しくなってきますね。見直しをすることが、そろそろ習慣になってくるといいと思います。
解答がある問題の場合は、自分で丸つけをして、親が確認をします。解答がない場合、親が丸つけをしますが、5年生ぐらいになると、算数もけっこう難しくなってきますよね。
小学校の算数を、おさらいしておくと、子供に質問された時に慌てずにすみますね。教科書にさっと目を通しておくだけでも、ずいぶん違うと思います。
小学校算数のおさらい
- 素数は、自然数のうち、1とその数自身以外に約数がない数のことです。
7は1と7で割り切れるので、1と7は7の約数です。それ以外の数では割り切れないので、1と7自身以外に約数がなく、7は素数です。
- 自然数とは、正の(-でない)整数のことです。
- 約数とは、割り切れる数のことです。
9は3で割り切れますが、この場合3を9の約数といいます。
自然数という言葉はまだ教科書では習いません。正(+)と負(-)の数の学習もまだなので、このノートでは、素数の説明を「1とその数自身以外の数で割りきれない数」という説明にしました。
公約数、公倍数の類題
今回は、2つの数の公倍数、公約数の問題を作りました。さらに発展問題に挑戦するならば、3つの数の公約数、公倍数を考えてみるのもおすすめです。
- (2、3、5)の公倍数…30、60、90
- (12、24、32)の公約数…1、2、4
いろんなパターンで練習してみて下さい。