英検スタディギアを小学生がお試し中

2017年11月15日

小学校5年生の子供が英検スタディギアのベーシックコースをやってみた感想を書きます。

英検スタディギアというのは、英検合格を目指した学習を、この教材だけで全部できるという、英検の公式教材です。

→公式サイト英検スタディギア

パソコンを使ったオンライン学習プログラムで、一部はスマートフォンのアプリで学習することもできます。

英検スタディギアには、無料版のベーシックと、有料のプレミアムの2コースがあります。

英検の受検申し込みをすると、申し込み時点から英検受験の日までの間、無料で「英検スタディギア・ベーシック」を利用することができます。

ベーシックとプレミアムのちがい

プレミアムはすべてのコンテンツを利用可能、ベーシックは一部のみ利用できます。

ベーシックで利用できるコンテンツ

  • 単熟語学習…頻出項目のみ
  • 文法学習…頻出項目のみ
  • リーディング…3つの問題セット
  • リスニング…3つの問題セット
  • 英検形式に慣れる:1つの問題セット
  • 模擬試験:1つの問題セット

英検スタディギアは、週あたりの学習できる日数や一日あたりの時間を入力すると、自動でスケジュールを立て、今日学習する項目をセットしてくれます。しかし「ベーシック」には上記のような制限があるため、学習時間が短くなったり、同じ問題のくり返しになったりする部分もあります。

なので、スタディギアベーシックで、ゼロから英検対策の学習をするのは、ちょっと無理があるのではないかと思っています。

すでに英検の学習を進めている方が、英検形式の問題や模擬テストを試しにやってみたいという場合、ベーシックもいいと思います。

有料のプレミアムは、どれぐらいのボリュームになるのか受講してみないと詳しくは不明です。

学習予定全体のうち、いまどこまで学習が進んでいるのか、図で確認できるページがあります。これを見た感じでは、「単熟語」や「文法学習」は、プレミアムはベーシックの4~5倍のボリュームになるのかな?と思います。

「リーディング」「リスニング」「英検形式に慣れる」の項目では、ベーシックは内容がもっと限定されています。やはりベーシックは、お試し用と考えた方がよさそうな気がしています。

プレミアムは、これだけで英検対策の学習はすべてできるといううたい文句ですので、きっとボリューム、内容ともに、しっかりしているのではないでしょうか。

この先プレミアムを受講する予定ですので、その際にまた感想を書きます。

小学生がスタディギアをできるか

多少英語学習経験がある、小学校5年生の子供が英検スタディギアをお試し中です。

子供の英語学習歴について、詳しくはこちらの記事に書いています。

→児童英検が英検Jrに-受験の結果や感想など

リスニングはある程度できる(児童英検ゴールドで達成度90以上)けれど、リーディングの勉強はほとんどしたことがないというところから、英検学習をスタートしています。

特に英文法は、まったく学んだことがない状況でした。中学生向けのやさしい文法のテキストを購入し、動画授業と練習問題で学習を進めているところです。

※Amazonの商品ページ

ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1英語

きっちり覚えようとするのではなく、まずは一通りサラッと習うことを目的としてどんどん進めています。

このような英語学習歴をもつ小学校5年生の子供が、とくに小学生向けには作られていないと思われる英検スタディギアに、問題なく取り組めるのかどうかということをチェックしたいと思います。

表示や操作方法

説明文や問題文に「履歴」「模擬試験」など小学校では習わない漢字も使われており、ふりがなはありません。

中学校までに習う程度の漢字を読める方が対象となっているようです。小学校高学年の方は、まだ習っていなくても読むことはできる漢字が多くなってくるので、対応できる場合が多いのではないかと思います。

読めない漢字が多い場合は、親が横についていっしょにやるなどのフォローが必要です。

使われている用語や言い回しも、特に子供向けの易しいものではありません。

文法学習では、動物のキャラクターがおもしろいセリフを言う形式の説明もありますが、全体的に絵や音声の演出はあまりなく、とてもシンプルなデザインの教材です。

マウス等でクリックする操作の他、キーボードでアルファベットを入力する場面があります。小学生はキーボード操作に慣れていない方が多いと思いますが、打つべきキーを1つ探すのにも時間がかかり、なかなか大変です。

また、音声中心の英語学習をしてきて、英語を「書く」学習はまだあまりやっていないという方も多いと思います。うちもそうですが、英単語のつづりを覚えていないので、英検スタディギアの「単熟語学習」でつづりを入力する際には苦労しています。

このあたりは、慣れるまでは時間がかかったり、まちがいが多かったりするのが当然と思い、長い目で見ていけばいいのかなと思っています。

単熟語学習について

英単語を覚え、覚えたかどうかくり返し確認します。スペリングの学習もします。

英語の語彙学習というと iKnow! という非常によくできたオンライン教材がありますが、英検スタディギアは、あちらよりずっとシンプルな感じですかね。

スペリングまでまだ覚えなくていいのでは、と思っていましたが、子供はキーボードを打つのがおもしろいらしく、ゲーム感覚で取り組んでいるみたいです。

英検は(中学校で習う英語もそうですが)、日本語訳を介して英語を学びます。この、「日本語訳を介する」ことに、子供がまだ慣れていないようで、英語で意味は分かっているはずなのに、すっと日本語訳が出て来ないことも多いです。

これも、学習を続けていくうちに慣れてくるのではないかと思っています。

文法学習について

中学生が学校の英語の授業で習う程度の、英文法の学習歴がある方向けの内容ではないかと思います。

主語、動詞、助動詞、疑問詞などの英文法の用語を目にするのも初めて、というような方には、英検スタディギアの英文法の説明ではむずかしいところもあるのではないでしょうか。

上で紹介したテキストでサラッと中1の英語を学んだだけのうちの子供は、5級の文法学習でも、確認のドリルでは割とまちがえまくっています。

英検スタディギアの文法学習の進め方ですが、文法の説明を読み、ドリルに取り組みます。

説明は、英文と日本語の説明が書かれた絵(静止画)で、ところどころ、クリックすると英語の音声を聞けるようになっています。絵を見ながら説明を読み、次の説明に進みます。

無味乾燥な説明ではなく、動物のおもしろいせりふによるストーリー仕立てになっていて、子供も親しみやすいのではないかと思います。ゲーム形式で英語を学ぶ英検Jr(旧児童英検)など、楽しい演出が満載の子供向けの英語教材と比較してしまうと、まあそれは、地味ですけれども。

説明を読んだ後はドリルで確認します。4択の穴埋め問題や、単語を並べ替えて文を作る問題です。

英文を品詞ごとに色分けする問題は、難しいようでした。パスして先に進ませることもあります。

その他について

ベーシックでは、その他の学習があまりできませんが、英検各級に対応した4択問題など、操作については小学生でも特に問題なくできると思います。

結論

英検スタディギアは、小学校低学年の方にはあまり向かないと思います。やるとしても、親のフォローがかなり必要でしょう。

高学年の方ならば、わからないところは親が質問に答えられるようにしていれば、英検スタディギアで問題なく学習できるのではないかと思います。

難易度があっているかどうかについては、これまでの英語学習歴によりますので、無料のお試し期間を必ず利用し、できるだけ多くの機能を使ってみることをおすすめします。

特に英文法を初めて学ぶという方は、文法学習の難易度をよくチェックした方がいいと思います。

英検受験のため、という目的がはっきりしている場合、スタディギアはやはりいいのではないかと、ベーシックをお試ししてみて思っています。

英検各級の試験に出る語句、文法に的を絞って覚え、英検の形式での問題練習ができる英検スタディギアは、英検合格のため最も効率のよい学習ができる教材ではないかと思います。

英検対策というと、語彙、リスニング、リーディング、文法、過去問と、学ぶべきことがたくさんあり、今日は何をやったらいいんだろう?と迷うものですが、全部がセットになっていて、その中から今日やるべきことを決めてくれるというのが英検スタディギアのいいところです。「とりあえずスタディギアを開けばいい」という敷居の低さですから、やる気が少ししかない時でも学習できる、続けられるということではないでしょうか。

TOEICを始めとして、いろんな英語の試験がありますが、中学校で習う英語の予習復習を兼ねられるという点を重視し、進学や就職にも役立つメジャーな英語の試験である英検を、わが家では選びました。

また、英検や、英検スタディギアについて、感想を書きたいと思います。

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2016/9/9追記

スタディギアベーシックの学習を続けてみて、特に文法学習については、小学生のうちの子供ではやっぱりちょっと合わないのかな、と思うようになりました。その後またいろいろな教材を試しています。

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