ひらがなの練習・耳で聞いて文を書く
1年生の1学期、国語の授業で、ひらがなの読み書きを習います。
ひらがなの読み書きは、学習の基本中の基本ですね。
学校の授業でていねいに教わり、ひらがなを書く宿題も出るとは思いますが、その他に家庭学習で補強した方がいいと思われるポイントを、1ページのノートにまとめてみました。
- 形が整いにくい、苦手なひらがなを練習する
- 耳で聞いた文を書きとる。
苦手なひらながを書く練習をしましょう
手本に似せて書くことが難しい文字を、くり返し書いて練習します。
お子さんによって、苦手と感じる文字は違います。
学校で使っている教材やプリントの、お子さんの文字を見てあげて、形を整えて書くのが難しそうなものをピックアップしてあげると良いでしょう。
うちの息子の場合は「か」「ふ」「や」などが苦手でした。
また、「ま」「よ」「は」などの丸をえがく部分が、横長の丸になるようにアドバイスをしたら、ずいぶんよくなったものです。
「まるを書こうとしないで。横にひっぱるよー」と声をかけていました。
手本を親が書いてあげるか、ドリルや教科書を見て自分で書かせます。
どうしても苦手そうな文字があったら、えんぴつを握ったお子さんの手を持って、一緒に書いてあげるのも効果的です。
えんぴつを動かす速度や、とめ、はらいなどのリズムは、文字の手本を見てもわからないもの。
手を持って一緒に書いてあげることで、リズムを体感させると、急に上手に書けるようになることがあります。
後半の「耳で聞いた文を書きとる」というのは、同じ音でも「は」と「わ」、「お」と「を」など、書き分ける練習として行います。
他には「づ」と「ず」、「じ」と「ぢ」などの使い分けも復習しておきたいところです。
- 「じめんをほると、たからのちずがでてきた」
- 「はなぢがでつづける」
- 「ははは(母は)おしいれをかたづけた」
など、正しく書けるかどうか、確かめてみましょう。
お子さんがページを埋めたら、ハナマルやコメントをかいてあげましょう。
かわいいシールを貼ってあげるのもいいと思います。
ひらがなの書き方をマスターしよう
今は入学前に、ひらがなの読み書きができるようになっているお子さんも多いようです。
息子のクラスでも、半数くらいの子は、すでにひらがなを読み書きできる状態で、入学してきたようでした。
息子は読む方はできましたが、書く方はまったく教えずに入学。最初のうちは、文字を達者に書くクラスメイトに、ちょっと引け目を感じていたようでした。
家庭学習で補って、夏休みにはひらがなの書き方をマスターすることを目指しましょう。
ここでとりあげた「は」と「わ」の使い分け、「お」と「を」の使い分けの他、小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」の使い方なども、復習しておきたいですね。