名前と数字を書いてみよう
1年生の最初から、家庭学習ノートの宿題を出す先生はあまりいないだろうとは思うのですが、もしすでに多少文字を書く練習をしているお子さんが、家庭学習の習慣づけのために、ノートを始めてみたいという場合、まずは名前や数字を書くことから始めてみてはいかがでしょうか。
- ひらがなで、名前を書いてみよう
- 組と数字を書いてみよう
まだ学校では習っていない文字もあると思いますが、小学校生活のスタートを応援する気持ちで、心をこめてお手本を書いてあげてください。
名前と数字を書く家庭学習ノート
たて書き、横書きの名前と、組、数字を書くことにします。
枠線を書き、お手本の文字を親が書いてあげましょう。
お手本を見ながら、お子さんが文字を書いていきます。まだ、一文字書くのにも時間がかかり、うまく書けない場合が多いと思います。
慣れないうちは、文字を書くことは、とても疲れることなんですね。半分も書かないうちに集中力が途切れてしまうようでしたら、まだ分量が多いのかもしれません。
多くの場合、やる気の問題ではなく、手がつかれたり、痛くなったりしていることが、集中力が途切れる原因です。手に、文字を書くための力がついてくれば、たくさん書けるようになります。
苦痛にならない程度の量に調整してあげてください。
花丸やコメントを書いて、ノートの完成です。
文字以外ではじめての家庭学習ノート
1年生の4月で、まだ文字をたくさん書く学習はちょっと…という場合、こんな内容の家庭学習ノートから始めてみるのはどうでしょうか。
- いろんな線を引く…縦、横の直線、ジグザグの線、ぐるぐるらせんなど、運筆の練習。
- 数を数える…ノートに簡単なイラストを描くか、シールを貼ってあげて、数を数える練習。
- 絵を描く…身の回りのものをスケッチしたり、学校で見つけたものを思い出して絵を描く。
始めは毎日でなくとも、週1~2回でもいいので、5分でも10分でも、落ち着いた気持ちで、ノートに何かを書く時間を作るようにするといいですね。