漢字の練習・カタカナで書く言葉さがし
漢字の学習と、カタカナで書く言葉さがしの自主学習ノートの例をご紹介します。
- 読みがなを見て、漢字を書く練習
- カタカナで書く言葉を自分で考えて書く学習
今日は1ページにこの2つを組み合わせたノートの作り方です。国語の基本の自主学習として、くり返し取り組んでみてくださいね。
漢字学習の進め方の例
- お手本の漢字を見ながら、書き写す練習をする。
- 何も見ないで漢字を書いてみる。覚えたかどうか確かめる。
- 覚えていない漢字は、また手本を見ながら繰り返し書く。
- 2,3を繰り返す。
- 1か月後、3か月後など、間をおいて、再び2,3を繰り返す。
ここでは、上記の「2」「3」にあたる練習をします。
手本を見ながら書くを練習をして、だいたい覚えたかな?という漢字について、確かめ、定着させる大切な学習です。
漢字の覚え方について、詳しく説明した記事を書きましたので、よろしければお読み下さい。
また、このページの後半では、身の回りのものごとから、カタカナで書く言葉探しの学習例をご紹介します。
家庭学習ノートづくりの手順
まず、マス目をどのように使うか考えながら、教科書や漢字ドリルから、最近習って覚えた漢字の「読みかた」をノートに書いていきます。
自分で書けるお子さんは自分で書きましょう。ノート作りに慣れないうちは、親が線を引くところまで、または手本を書くところまで、やってあげてもいいと思います。
次に同じようなノートを作る時に、後半は自分で書かせるようにするなど、少しずつ自分で書ける分量を増やしていきましょう。
お子さんがページを埋めたら、コメントやマルをかいてあげましょう。シールを貼ったり、かわいいスタンプを押してあげるのも、きっと励みになりますね。
カタカナで書く言葉には、次のような種類があります。
- 外国の地名や人の名前
- 外国から来た言葉
- ものの音や動物の鳴き声
例)イギリス、インド、ニュージーランド、イタリア、ブラジル、ワシントン、パリ、エジソン、スティーブ、
例)トマト、ボール、ガラス、テーブル、テレビ、バス、タイヤ、ジュース、ノート、ケーキ、サッカー、ジャンプ、
例)トントン、ガチャン、ドスン、ピューピュー、パチパチ、ニャーニャー、コケコッコー、ブーブー
他にもいろいろと探してみてくださいね。
勉強のやる気を保つために
漢字練習を、1ページ分行うのは、子供にとって忍耐力がいる学習です。
家庭学習ノートの他に、漢字練習の宿題も出ている場合などは特に、漢字を黙々と書きとる練習をさらに家庭学習ノートでも追加するのは、まだたくさんの文字を書き慣れない子供にとってちょっとキツイかもしれません。
家庭学習ノートで学習をすること自体が嫌になってしまわないよう、内容を工夫したいものです。
漢字練習はノートの半分にして、もう半分には、頭の体操になるような学習を入れてあげると、気分転換にもなって、子どものやる気も保てるのではないでしょうか。