計算ピラミッド
小学校の算数の教科書に、計算ピラミッドという楽しい問題が載っていました。隣あった2つの数を足した答えを、上の段に書きます。また隣あった2つの数を足した答えを、もう1つ上の段に書きます。最後の1つになるまでくり返します。
- 計算ピラミッド
たし算だけではなく、ひき算も必要になります。ヒントになる数の配置の仕方によって、難しくすることもできます。
計算ピラミッドの動画と他の記事もあります
計算ピラミッドのやり方と自学ノートの作り方を、動画で説明しています。ぜひご覧ください!
(5分23秒/BGM・ナレーションあり)
また上記の動画と連動した記事も新しく作りました。計算ピラミッドのやり方を画像をたくさん使って説明していますので、今はこちらの記事がおすすめです。
計算ピラミッドで足し算とひき算の復習
ここでは、4段の計算ピラミッドを6つ作ってみることにしました。慣れない時は3段から始めてもいいですし、もっともっと大きな計算ピラミッドに挑戦してもいいと思います。
計算ピラミッドの解きかたを、下のノート見本画像の、左上の問題で解説します。
- 一番下に4つの数字が並んでいますね。
- 隣あった2つの数を足します。
- 9+6=15ですね。この「15」を、上の段に書きましょう。
- 6+4=10、4+8=12ですね。「10」「12」も上の段に書きましょう。
- 次は、2段目も、同じように隣あった2つの数を足します。
- 足した答えを、もう1つ上の段に書きます。
- これを繰り返し、頂上まで数を書きましょう。
一番下の段ではなく、途中の数がわかっている問題もあります。これも同じように、隣あった2つの数を足した答えが、上の段の数になるように、考えます。
今回は「わかるところから埋めていくだけで解ける」問題を主にしました。最後の1問だけは、最初からわかるところがないので、色々数字を入れて考えてみましょう。
答え合わせをすると、自主学習ノートができあがります。
計算ピラミッドその他の学習方法
こんな自主学習もやってみましょう。
- 自分で計算ピラミッドの問題を作る
- もっと段数を多くして、大きなピラミッドを作ってみる
- かけ算のピラミッドを作ってみる
かけ算で作る場合、2年生で習う九九だけでやるとしたら、3段くらいしかできないと思いますが、電卓を使ってもいいんじゃないでしょうか。一番下の段の1桁の数が、上へ行くほどすごくふくれあがっていくのに、びっくりするのでは。
一番下の段に「2」を5つの、5段のピラミッドでも、頂上はけっこうびっくりするような数になると思いますので、試してみて下さい。