同じ答えになる九九さがし
低学年の算数で、一番の山場といえば九九の学習ではないでしょうか。
学校でも、たくさんの時間をかけて習うと思いますが、やはり定着させるための家庭学習が欠かせない単元であると思います。
各段ごとに順番に一通り九九を言えるようになったら、ランダムに出題される九九の答えを言えるようになることが次の目標です。
親が子供に九九を教える方法をまとめた記事も、よろしければお読みください。
九九の自主学習ノートをつくろう
九九をだいたい覚えたかな、というころに、やってみてほしい家庭学習をご紹介します。
- 同じ答えになる九九を探す
問題を見て答を言う(書く)練習はたくさんしていると思いますが、逆に、答えの方から九九の式を探す練習です。
九九の表をあらためてよく見る機会になり、数の並び方に規則性を見つけることで、九九に親しむことができると思います。
九九の自主学習ノート作りのコツ
まずは、ノート作りの準備をしましょう。マス目をどのように使うか考えて、問題を書いていきます。
自分で書けるといいですが、教えながら書かせても、まだ家庭学習ノートづくりに慣れていなくて難しい場合は、親が書いてあげてもいいです。
何も見ずに解ければ何よりですが、九九を習い終えたばかりの時点では、教科書に載っている九九の表を見ながら書くことを想定しています。
九九の表というのは、例えばこういったものです。
数字の並び方など、よく見ると、いろいろな規則性が見つかると思います。
お子さんが答えを書いたら、丸つけをして、コメントを書いてあげましょう。
その他の九九の家庭学習ノート
九九の家庭学習ノートのアイディアとして、他には……
- 九九の表をコピーしてノートに貼り、同じ答えになる九九を同じ色で塗る。
- かけ算九九で解く文章題を自分で考える。
- 百マス計算
といったものがあります。色々工夫して九九の勉強をしてみてくださいね。
このページの内容については、2020年度からの学習指導要領に対応していることを確認済みです。