時計を見て考えよう
時計を見て時刻を書いたり、何分後、何分前を考える家庭学習をしましょう。
- 時計の練習問題をしよう
午前、午後がわかる場合は、それもつけて書けるよう、練習をします。時刻を見て、時計の文字盤に針をかきこむのも、やってみると意外と間違えやすく、よく頭を使う問題です。繰り返し学習したいところです。
時計を見て考える家庭学習
問題を書き写します。この通りでなくとも、晩ごはんの時刻、起きる時刻、登校する時刻など、身近な時刻を使って問題を作ってみて下さい。
お子さんが自分で書き写せる場合は自分で。ノート作りに慣れないうちは、親が問題を書いてあげてもいいと思います。
1問か2問、親が書いてあげて、3問目はお子さんが自分で書き写すようにするなど、徐々に自分でできる部分を増やしていくと良いですね。
時計の文字盤は、描いてあげるといいのですが、目盛を揃えて手で描くのは意外と難しいものです。印刷して使って頂ける、文字盤の画像を、下記のページに置いてありますので、よろしければお使い下さい。
3種類のサイズの文字盤を1枚で印刷できますが、このページで紹介するノートを作るのには、2番目に大きいサイズ(直径5センチの文字盤)を使うと、ちょうどいいです。
時間を読み取ったり、文字盤に針をかきこむだけではなく、何十分後、何十分前を考える問題もやってみましょう。計算ではなく、文字盤を見て考えることができれば、今はいいと思います。
文字盤に針をかきこむ問題のコツは、先に長い針の方を描くことです。
例えば5時40分の場合は…
- 長い針を、文字盤の8に合わせて描く。
- 短い針は、文字盤の5と6の間に、5の目盛りから3分の2進んだあたりに向けて描く。
という手順で描きます。次のような間違いをしやすいので気をつけましょう。
- 短い針を5に合わせて描いてしまう。
- 短い針が長くなってしまう。
丸つけをして、コメントを書くと、ノートの完成です。
時間の問題
日頃から、時計を見て、何分後、何分前、何時間後、何時間前を考える機会を多くしておくといいと思います。
- 寝てから起きるまでは何時間かな?
- 家を出て、学校から帰るまでの間は何時間何分かな?
- ご飯を何分で食べられるかな?
- 今から30分間勉強すると、何時何分になるかな?
- 一日1時間ゲームをできます。もう40分やったから、あと何分できるかな?
日常的に、こんな質問をしてみましょう。
子供自身が時間を意識して行動できるようになるためにも、大切なことだと思います。