部首を調べて漢字を書こう
同じ部首の漢字を調べて書く学習をしましょう。
小学校で習う漢字の中に「さんずい」「きへん」「ごんべん」等、同じ部首の漢字がたくさんあるものがあります。
仲間になる漢字を集めて覚えることで、1つ1つの漢字をバラバラに覚えるよりも、しっかり記憶できると思います。
3年生のノートを想定して、自主学習ノートの見本例を作ってみましたが、どの学年の方にも取り組んでもらいたい自主学習です。
特に仲間の漢字が多い部首をいくつか選んで行います。親子や兄妹で、いくつ思いつけるか競争してみるのもいいですね。
部首の家庭学習ノートの作り方
まずはいつものように、どこに何を、どれぐらいの大きさの文字で書くか決めることから始めましょう。
次に、学習する部首を決めます。以下の記事も参考にしてください。
小学校全学年について、同じ部首の漢字が多いものをまとめた記事です。自主学習のヒントも紹介していますので、よかったらあわせてご覧ください。
どこに何を書くか考えながら、罫線を引くなど、見やすくなるよう工夫しましょう。
教科書や漢字辞典などで調べながら同じ部首の漢字探しをしてもいいですし、何も見ずに、知っている漢字を書いていくのでもいいと思います。
何も見ずに場合でも、その部首で正しいのかどうか、自分で教科書や辞書で確認するか、親がチェックしてあげるといいです。間違えたまま覚えてしまうと、覚えなおすのが大変ですので。
花丸を書いたりスタンプを押したり、ちょっとしたコメントを書いてあげましょう。
これで「同じ部首を集めて書く自主学習ノート」の完成です。
上のノート画像に出ている漢字を、教科書体、大きめの文字でも載せておきます。
きへん | 校林横橋根柱板 |
---|---|
さんずい | 海活汽池泳深油 |
にんべん | 休作係使仕住倍 |
うかんむり | 家室案寒客宮定 |
しんにょう | 道遠通週運進連 |
こころ | 思急息悪意感想 |
さいごに
部首に関する家庭学習ノートは、色々な作り方を考えることができます。
低学年では、まだ習った漢字が少ないので、部首の勉強はやりにくいものですが、3年生以降は、どんどん取り入れていきたいですね。
部首に詳しくなることが、漢字学習のとっかかりになって、苦手だった漢字が得意に変わる、というお子さんもいます。
部首について調べることは、漢字辞典を使う練習にもなります。漢字辞典は、使う回数が多ければ多いほど、速く便利に使いこなせるようになります。