漢字練習と辞書引き【6年国語自主学習ノート】

2020年7月10日

今日は漢字練習と辞書引きの家庭学習ノート、自主学習ノートを作ってみましょう。

漢字練習は、小学生の家庭学習の基本中の基本です。でも、漢字練習を苦痛に感じる方も多いようです。

くり返し何十回と同じ漢字を書くやり方が昔からありますが、あれは確かに、つらいものでした…。

そんなにくり返し書かなくても、漢字を覚えられるコツがありますので、ご紹介します。

辞書引きも組み合わせて、単純作業にならない漢字の自主学習ノートを、ぜひ作ってみてくださいね。

Reproduction prohibited. Pinterestで当サイトの画像がたくさん公開されていますが、すべて無断転載で著作権侵害です。当サイトの画像等コンテンツの利用ルールはこちらに書いています。

漢字練習と辞書引きの自主学習ノートの作り方

めあて、日付、そして教科書のページ数を書いて、ノートづくりの準備をしましょう。どこに、どんな大きさの文字で何を書くか、計画を立ててから書き始めることを習慣にしてくださいね。

新しく習う漢字を予習として、または学校で習った後に復習として、今日のような自主学習を行うと良いと思います。


それでは、漢字学習の手順を説明します。

  1. 漢字を、教科書や副教材のドリル、参考書、辞書などをよく見て書きうつします。筆順や、はねるところ、線の長さなど、細かいところまで注意して書きましょう。
  2. 次にもう一度、手本をよく見ながら書きましょう。
  3. 次に、紙や手で、手本や今書いた文字を隠します。
  4. そして、何も見ないでもう一度漢字を書いてみます。

「何も見ないで書いてみる」という手順を加えることで、漢字をよく覚えられるようになります。この手順をぜひ試してみてくださいね。

ノートの下半分には、漢字を使った熟語を一つ書き、その熟語の意味を辞書で調べる学習をしてみましょう。


漢字と辞書引きの自主学習

「欲」について「ほ(しい)」「ほっ(する)」という読み方や、「担」について「かつ(ぐ)」という読み方は小学校では習わないので、今回のノート例には書いていません。辞書で調べて、まだ学校で習わないことも自主学習ノートに書くことにしてもいいと思います。

辞書で調べて意味を書き、スペースが余るところには例文も考えて書くことにしました。例文を考えて書くのは難しいですが、作文にもつながるとてもいい勉強になりますので、挑戦してみてくださいね。

新しく習った漢字をこのように一度は自主学習ノートで勉強すると決めて続けることができれば、漢字には自信を持てるようになるはずです。

ちなみに私が使っている国語辞典については、こちらの記事に書いています。

漢字を覚えるためのコツとは

家庭学習レシピの人気記事「漢字を覚えるためのたった一つのコツ」のページで紹介している漢字学習方法に沿って自主学習ノートづくりができるようにと考えて、今日のノート例を作ってみました。

手本を見ながら2回書き、手や紙で隠してもう1回書く、というのが漢字を覚えるための手順です。

その方法について詳しく解説したページも、よろしければ読んでくださいね。

YUMEMO

こんにちは、ユメオ先生です。家庭学習、がんばっていますね。
 
漢字の自主学習と聞いて、なつかしいことを思い出しましたよ。
 
私が小学生の頃、学校の先生が自学で漢字のノートに習ったことのない難しい漢字を書いてきた子を「〇〇さんは漢字博士だね」とみんなに紹介しました。
 
それからというもの、その子と負けず嫌いの子数人が次々に難しい漢字をたくさんのページに練習してきて、漢字博士のタイトルレースを繰り広げました。
 
彼ら・彼女らがその先どうなったかわかりませんが、少なくとも漢字が得意なことは間違いないと思います。
 
漢字博士の称号と良きライバルとの競争のお話しでした。
 
それでは、また。

6年生の自主学習ノートバナー