一日の気温の変化を折れ線グラフに表そう
折れ線グラフの描きかたを習ったら、身近な数値を使って、グラフの描きかたを復習しましょう。今日は、朝から晩までの気温を温度計で測定した数値をもとに、折れ線グラフを描く自主学習を紹介します。
- 気温を測ろう
- 気温の変化を折れ線グラフに描き表そう
目盛の幅と数字の振り方を決めるのが案外難しいようです。
テストや問題集では、部分的に数字を入れたり、表をもとにグラフを完成させる問題がほとんどだと思います。枠や目盛から自分で考えて描くのは自主学習ノートならでは。お子さんにとって、発見することが多い良い学習になると思いますので、ぜひやってみてください。
折れ線グラフの自主学習ノート-作り方
まずは、一日の気温を1時間ごとに測ってメモしましょう。時刻と折れ線グラフのもとになる表を作ります。
グラフを描くスペースを広くとります。
目盛は、ノートのマス目を数え、下書きして調整しながら決めます。
グラフのタイトルも考えて書くことにしましょう。
グラフの目盛の決め方を説明します。
- 時刻の数字から入れていきましょう。時刻が7時からなのに「1」から書き始めてしまう間違いが意外と多いようです。この場合「7」からでOKですね。
- 気温の目盛の取り方は、まず、一番低い気温と、一番高い気温を探し、それがおさまるように考えます。今回は9度から21度です。
- 0から8度あたりまでは必要ないので、波線で省略します。このように省略してグラフをかけることも授業で習うようですので、使っていきましょう。
- 今回は、1マス1度でグラフを描くことができました。
グラフに気温を点で表し、線で結びましょう。
午後4時の気温の測定を忘れましたが、3時と5時の気温を線で結んだ中間が、4時のだいたいの気温として予測できることも確認しましょう。
今回は、1マスが1度としてグラフを描くことができましたが、2マスが1度、1マスが2度のグラフも描いてみましょう。
どんな違いがあるか、比べて考えてみることも、いい学習になると思います。
4年生で、折れ線グラフをテーマにした別のパターンのノート例も紹介しています。
こちらもぜひご覧ください。