大化の改新についてまとめよう【6年社会自主学習】
今回は社会科で習う「大化の改新」について、まとめノートを作ってみました。
日本の歴史の中でとても重要なできごとですので、教科書を読みながらポイントをノートに書いて覚えておきましょう。
大化の改新の自主学習ノート作りを解説した動画もあります。こちらもあわせてご覧ください!(4分39秒/BGM・ナレーションあり)
大化の改新の自主学習ノートの作り方
歴史のまとめノートは、年号や時代区分を書く場所を決めておくと良いです。どの時代のことについて書いているのかが、一目でわかるようにしておくということです。
線を引いたり、時代区分を書いたりして、ノート作りの準備をしましょう。
大化の改新が起こる前
飛鳥時代、聖徳太子の死後、豪族の蘇我氏が天皇をしのぐほどの力を持つようになりました。
大化の改新(たいかのかいしん)
645年、中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我入鹿を暗殺し、蘇我氏を滅ぼしました。=乙巳の変(いっしのへん)
それから天皇中心の国づくりを進めるため、さまざまな政治改革が行われます。これを大化の改新といいます。
大宝律令(たいほうりつりょう)
701年に制定された国の決まりを大宝律令といいます。
「大宝」は当時の年号です。律令は、国のきまり(今の法律)のことです。
律令にもとづいて国が人々をおさめる国家を律令国家といいます。
- 律(りつ):やってはいけないことを定め、それをやった場合の罰も定める。(今の刑法にあたる)
- 令(りょう):主に行政に関するきまりを定める。(今の行政法などにあたる)
租調庸(そちょうよう)
律令で定められた税に、「租・調・庸」というものがありました。
- 租(そ):稲の収穫高の約3%を納める
- 調(ちょう):織物や地方の特産品を納める
- 庸(よう):年間に10日都で働く代わりに、布などを納める
地方から都へ、多くの産物が運ばれました。
税を管理するために、木簡(もっかん)という、木の札に文字を書いたものが使われたことも覚えておきましょう。
教科書を参考に、今回はこのようにノートをまとめてみました。
大化の改新で天皇、都を中心とした国づくりが始まり、奈良時代へとつながっていくのですね。
マンガでイメージをつかむのもおすすめです。
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