D-SCHOOLプログラミング講座を継続受講した感想
この記事は2018年3月19日に投稿しました。この記事で紹介していたプログラミング講座はいまはありません。
D-SCHOOL(ディースクール)は小中学生を対象としたプログラミングスクールです。
このD-SCHOOLには、自宅のパソコンで学べるオンラインコースがあります。手ごろな料金でプログラミングの学習ができるということで以前から注目していました。
最近、マイクラッチコースという、マインクラフトでプログラミングを学ぶコースが新設されたということを知り、マイクラ大好きな子供に受講させたら楽しいんじゃないかと思い…
14日間の無料体験を、春休み初日に申し込みました!→その後継続受講しています。
この記事では、小学校6年生のうちの子供がD-SCHOOL(ディースクール)のマインクラフトでプログラミングを学ぶコースを継続受講した口コミレビューを書いてみたいと思います。
14日間の体験レッスンは、初期設定と動作確認、それにちょこっと簡単なプログラミングをしてみるだけという内容です。「無料期間後も継続受講した感想を知りたい」という方に、参考にしていただけたらと思っています。
ここはちょっと不満かな、と思うことも書いていますので、申し込もうかどうか迷っている方はぜひチェックしてくださいね。
D-SCHOOL(ディー・スクール)オンラインとは?
これからの社会で必要とされる思考力を身に着けることを目指し、英語やプログラミングをオンラインで学ぶことができるスクールです。
D-SCHOOLオンラインにはどんなコースがあるの?
次のようなコースがあります。
マインクラフト(マイクラッチ)コース
- Minecraft(マインクラフト)の世界でプログラミングを学ぶ。
- 3,980円/月(他に年額プランもあり)
- 12か月間のコース
- 14日間無料トライアルあり
英語&プログラミングコース
- 英語とプログラミングを同時に学ぶ。
- 3,980円/月
- 12か月間のコース
- 14日間無料トライアルあり
ロボットプログラミングコース
- ロボットを組み立て、プログラミングで動かす
- 4,980円/月
- 6か月間のコース
ゲーム制作コース
- オリジナルシューティングゲームを作る。
- 1,980円
- 1回完結のコース
どれも楽しそうです。全部やってみたくなってしまいますね。
マインクラフト(マイクラッチ)コースとは?
さて、この中で今回うちの子供がやってみたのは、マインクラフト(マイクラッチ)コースです。
→公式サイト D-SCHOOLオンライン
マイクラッチコースは、子供たちに大人気のゲーム「Minecraft(マインクラフト)」の世界でプログラミングを学ぶ、12か月間のコースです。
動画授業を見ながら、マインクラフトと「マイクラッチ」というこのレッスン専用のScratchベースのプログラミングソフトを使って、実際に手を動かしプログラミングをしながら学びます。
子供がプログラミングの学習をするとき、一度では理解しきれないこともあると思います。
動画授業なら、何度も、見たいところだけを繰り返して見ることができます。わからないことがあれば、メールで質問をすることもできるので安心ですね。
学習時間は一か月あたり90分から120分となっています。
- 【基本】各ミッションのプログラミング解説動画(約40分)
- 【応用】各回のチャレンジミッション(約15分)
- 【課題】各回のミッションチェック(課題テスト)(約20分)
マイクラッチは受講中いつでも使うことができるので、学んだことを応用していくらでも遊ぶ(学ぶ)こともできます。
受講するにはパソコンが必要?
動画授業はスマホなどで見ることもできますが、プログラミングをするソフトである「マイクラッチ」はパソコンを使います。したがって、受講するためには、パソコンが必要です。
マイクラッチコースの料金は?
料金は、月額プランの場合、3,980円/月です。(お得な年額1回払い、年額2回払いを選択することもできます)
申込から14日間は無料体験期間となっています。
D-SCHOOLオンラインのマイクラッチコースを受講するためには、Minecraft(マインクラフト)PC版(=Java Edition)のほか、いくつかのソフトをパソコンにインストールする必要があります。
Minecraft(マインクラフト)PC版を持っていない方は購入する必要がありますが、体験版もあります。
お手持ちのパソコンでマインクラフトPC版や、プログラミングをするためのソフトウェアが動作するかどうか、確認してから購入することをおすすめします。
ちなみにうちにある古いパソコンは、Minecraft(マインクラフト)PC版だけなら動作しますが、プログラミングをするのに必要なソフトを入れると、正常に動作しません。ある程度のパソコンスペックが必要です。
※注意点
パソコンで遊べるMinecraftには、PC版(=Java Edition)のほか、Windows10 Editionがあります。
マイクラッチコースは、PC版(=Java Edition)を使います。Windows10 のパソコンに最初から入っているMinecraft Windows10 Editionとは違いますので、ご注意ください。
Windows10 のパソコンにMinecraft PC版(=Java Edition)をインストールすることは可能です。
D-SCHOOLオンライン・マイクラッチコースの必要動作環境は?
公式サイトによると、必要動作環境は…
- windows7以降 / mac os 10.9以降
- Intel Core i3-3210 3.2GHz / メモリ 4GB 以上(推奨)
となっています。
D-SCHOOLオンラインのマインクラフト(マイクラッチ)コースを受講するためのパソコンについての記事もあります。うちの子供が使っているパソコンについても書いています。ぜひ、こちらもお読みください。
環境設定は難しいの?
うちは以前の記事にも書いたように、本を見ながら、マインクラフトでプログラミングをするための環境設定をしました。
本を読みながらでは、最初の設定がなかなか大変でした。あちこちから必要なファイルをダウンロードして、設定する必要がありました。親御さんがパソコンに詳しい方なら大丈夫だとは思うのですが…
この環境設定が、D-SCHOOLマイクラッチコースなら、動画とPDFの詳しい説明を見ながらできる点がいいなと思いました。設定がうまくいかない時は、メールで質問することもできるそうです。
ファイルをダウンロードできるサイトのリンクがまとまっていることも助かりました。
環境設定だけではなく、マインクラフトや、プログラミングソフトの使い方の解説もあります。
D-SCHOOL(ディースクール)マインクラフトコースの難易度は?
マインクラフトコースは、対象年齢(推奨)が小学校3年生からとなっています。子供がマインクラフトの操作に慣れている場合や、親がサポートしてあげられる場合は、もっと下の学年からでも受講できると思います。
講座は、環境設定、マインクラフトの操作方法やマイクラッチの使い方など、丁寧な解説から始まります。
初回は環境設定の説明が半分、マインクラフトやプログラミングソフトの操作に慣れることが半分といった感じで、プログラミングのミッションは、ブロックをいくつか置いて橋を作るという簡単なものでした。
ゲーム機やスマホのマインクラフトをやったことはあっても、PC版は初めて、というお子さんもいると思いますが、初回のレッスンは操作に慣れることも目的になっているので、大丈夫だと思います。
マイクラやプログラミングを今までにやったことがある子には、レッスンの最初の方は、簡単すぎて物足りないと感じるかもしれません。
レッスンは次第に難易度が上がっていくそうなので、続けて受講していくと手ごたえのある内容となっていくのだと思います。
うちの子供は6年生で、マインクラフトはたくさん遊んだことがあり、「Scratch」や「Hour of code」でビジュアルプログラミングを少しだけやったこともあります。また、マインクラフトでPythonプログラミングを学ぶという内容の本を一通りやったこともあります。
D-SCHOOL(ディースクール)マイクラッチコースの初回は、動画の説明を見ながら一人で楽しく取り組むことができていました。
簡単すぎてつまらない、ということはなかったようですよ。
受講した子供の感想
まずは、無料体験を受講をしてみての子供の感想です。
- 動画の説明がわかりやすく、最後まで一人でできた。
- パソコンの画面に、マインクラフト、D-SCHOOLの動画、マイクラッチという3つの画面を表示させて、切り替えながら操作するのが少し大変だった。
- 動画の進行が少し速く感じるところがあった。ところどころで止めながら進めた。
- 簡単すぎてつまらないということはなかった。
- 次回もぜひやってみたい。
動画の進行が速い、という感想については、その後、再生スピードを速くしたり、ゆっくりにしたりと、変えることができることがわかりました。
今回D-SCHOOL(ディースクール)マイクラッチコースを体験受講してみて、子供の希望を聞いてみたところ…
続けたい!!
と言っています。体験受講をしたお子さんの80%以上が、継続受講するそうですよ。
有料で講座を継続受講しての感想
※2018年5月22日追記
体験レッスンの後も継続受講することにして、5月現在、第3回までのミッションをこなしています。
体験レッスンの内容は、パソコンの設定と、ちゃんと動作するかどうか確認する、というのが主になっていて、プログラミング自体は本当に簡単なものでした。
簡単すぎるんじゃないの? と思った方も多かったんじゃないでしょうか。
2回目以降どうなるのかなと思っている方に、継続受講してみての感想や難易度については、こちらの記事に書いています。
3回目まで受講したところでは、プログラミングは、徐々に高度なものになってきています。
- 〇秒待つ
- プレイヤーの座標を取得して、いる場所によって条件分岐させる
- くり返しの中にくり返しを入れて、できるだけ短いプログラムで壁を作る
- 〇段目だけは別のブロックを置く
なかなか高度なことをやってるなぁと思って、子供が取り組む様子を見ています。
動画レッスンは、本で学ぶのと比べて格段にわかりやすいですね。難しくて途中で詰まるということもなく、サクサクと楽しそうに進めています。
効率よくプログラミングするための小技も学ぶことができて、見やすく、修正もしやすいプログラミングができるようになります。独学ではなかなか学べないんじゃないかな、と思えるようなことも学べています。
講師のマイクラキングさんは、子供が友達感覚で親しみを感じるようなキャラクターです。
マイクラキングさんとは
D-SCHOOLマインクラフト(マイクラッチ)コースの講師の方です。たまにプログラミングをまちがえたり、ギャグが出てきたりと、小中学生が気軽にツッコミを入れながら楽しく学べるようなキャラクターのお兄さんです。
ちょっと不満なところ
まだ3回目なので、これからに期待ですが、今のところ、プログラミングの学習として作るものがデザイン的にちょっとシンプルすぎるというか(^-^;
基本的なプログラミングを覚えるためのものですので、いいんです。いきなり難しい形を作らされて、肝心のプログラミングを学びにくいというのでは困りますので、簡単な形のものを作る必要があるんだろうな、とは理解しています。
それでもやっぱりちょっと…「闇夜にそびえる魔王城」が「闇夜にそびえる豆腐じゃん」って大変失礼なことを、子供が言っておりまして…いや、ウケてるので、いいんですけど。
それに、基本を学んだあと、応用編として自分でデザインをしてかっこいいものを作るのが、この講座の重要なところです。
できることなら、これかっこいい! 作ってみたい! と思えるような建築例の紹介だけでもあれば、子供のモチベーションももっと上がるんじゃないかなとは思っています。
※2018年8月30日追記
課題のプログラムをD-Schoolに送ると、ユニークなものや力作が選ばれて、D-Schoolの公式サイト内で紹介されることがあります。
その紹介の仕方ですが、なんとプログラムの紹介動画を作ってくれるんです!
動画にはマイクラキングのキャラクターが登場します。お子さんが作ったプログラムの中でマイクラキングがミニゲームをして、じきじきに感想を言ってくれます。
プログラミングを学ぶ意欲がますます高まるんじゃないかなと思います。
紹介されることを目指して、がんばってプログラミングしてみてはいかがでしょうか。
この記事は2018年3月19日に投稿しました。この記事で紹介していたプログラミング講座はいまはありません。