糸電話の作り方と音が伝わるしくみ
糸電話の作り方と、糸電話で音が遠くまで伝わるしくみをまとめました。自由研究や自主学習のヒントにしていただけるとうれしいです。
糸電話を作る材料
紙コップ | 2個 |
糸(木綿糸など) | 1本 |
つまようじ(またはクリップ等でも) | 1本(クリップの場合は2個) |
道具:糸を通す針、カッターナイフなど
糸電話の作り方
1. カッターナイフでつまようじに切り目を入れて半分に折る。(クリップの場合はそのままでOK)
2. 針に糸を通して紙コップの底に糸を通す。太い糸の場合は紙コップの底にキリなどで穴をあけて通す。
3. つまようじ(またはクリップ)に糸を結びつける。
4. 糸の反対がわも同じようにしたら完成。
糸電話の使い方
一人が耳に紙コップをあて、もう一人が紙コップに向けて話す。
糸電話で音が伝わるしくみ
どうして糸電話は遠くまで声が聞こえるの?
その理由を説明するために、まず音とは何かから説明していきますね。
音とは何か
音は物がふるえること(振動)によって起こります。
物の振動はまわりの空気を振動させます。空気の振動は離れたところまで伝わっていきます。
振動が耳まで伝わると音として聞こえます。
空気を伝わっていくうちに、振動はだんだん弱くなっていきやがて消えます。
糸電話で話したときの音の伝わり方
糸をピンと張った糸電話に話すと、糸が振動します。
空気を伝わる振動よりも、糸に伝わる振動の方が遠くまで届きます。
糸電話の自主学習や自由研究
今日は糸電話の作り方や音が遠くまで伝わるしくみについて書きました。
自由研究や自主学習にも糸電話はぴったりです。
糸電話を作る様子を写真に撮ったり、糸電話の絵をかいたりしてみましょう。そして、音とは何かということや、音が伝わるしくみについてまとめると良いと思います。
糸電話で実験しよう
また、次のような実験をするのもおもしろそうです。
- 糸がたるんでいるときと、ピンとはった時で聞こえ方が変わるかどうか
- 太い木綿糸、細い木綿糸、化繊の糸、毛糸など、糸の種類で聞こえ方が変わるかどうか
- 糸を長くした時と短くした時で聞こえ方は変わるかどうか
- 最大何メートルまで糸電話で声が聞こえるか
- 3人、4人…と糸でつながる人を増やすことはできるか
結果がどうなるか予想し、実験をして、予想と結果を比べて記録すると、立派な自由研究になります。いろいろ工夫してやってみてくださいね。
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