お金に関する自由研究・自主学習
お金のデザインの秘密
お札には、偽造を防いだり、様々な人にとって使いやすくしたりするための様々な技術がつまっています。
ホログラム
お札の「10000」「5000」といった数字やその周囲に、角度を変えて見ると色が変わったり、模様が浮き出たりするような加工が施されています。
すき入れ、すかし
お札を光にかざすと、中央に絵が浮かび上がって見えます。これを「すきいれ」「すかし」といいます。
識別マーク
目の不自由な方もお札を指で触って識別できるよう、ざらつきのある模様をつけています。
お金についての豆知識
お札に印刷されている数字は?
お札の表面の左上と右下に、アルファベットと数字を組みあわせた番号が印刷されています。
これは「記番号」といって、お札を識別するためのもの。同じ種類のお札には、一枚一枚、異なる記番号が印刷されています。
お札をコピーしてはいけない
お札をコピーすることは、法律で禁止されています。お札として使おうとしなくても、コピーするだけで犯罪になります。
コピーしようとすると警報が鳴ったり、コピーできないように設定されているコピー機もあるそうです。
また、コピーできたとしても、真っ黒に印刷されたり、特殊な模様や文字が浮かび上がったりするようになっており、使うことはできません。
お札の一部がが破れたり燃えたりしたらどうする?
お札の5分の2より多くが残っている場合は、交換してもらえるそうです。銀行等で相談してみましょう。
- 一枚の3分の2以上残っている場合:全額交換
- 一枚の5分の2以上3分の2未満が残っている:半額交換
- 一枚の5分の2未満しか残っていない場合:交換できない
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お金について調べてみると、色々と奥が深く、おもしろいものですね。自主学習の
他にもこんなテーマで調べ学習をしてみましょう。
- 昔、お金が使われるようになる前はどんな生活だったの?
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- 日本で初めて作られたお金は?
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